
タム・ケンチは主にサポートとトップでピックされるチャンピオン。パッシブによるAAへの追加ダメージとQとEの回復により最強クラスの殴り合い性能を誇ります。この記事ではカウンター関係が明確なトップレーンにおけるタム・ケンチの対策とカウンターピックについて解説します。
目次
- トップタム・ケンチはどういうチャンピオンか
- 先出しトップタム・ケンチの狙い
- トップタム・ケンチの弱点
- 操作面でのトップタム・ケンチ対策
- トップタム・ケンチへの対策アイテム
- トップタム・ケンチへのカウンターピック
トップタム・ケンチはどういうチャンピオンか
- レベル1から中盤までの殴り合いがアホみたいに強い
- 序盤の強さを活かして対面をボコボコにする
- トップ側のレーンとジャングルを制圧しスノーボールする
- そのままミッドレーン、ジャングルファイトとマップを下っていき、早い時間に試合を終わらせる
典型的な序盤型トップレーナーで、足を止めての殴り合いの強さはダリウスやセトに匹敵する。パッシブのスケールがレベル12で止まるのと、通常スキルが集団戦向けではないため、中盤以降は速やかに失速していく。
そのためこちらから特に何もしなくとも勝手に存在感がなくなっていくのだけど、タム・ケンチのメインロールはサポートなので、知らずに殴り合ってボコボコにされてくるトップレーナーが後を絶たない。
※それでも一時期よりはずいぶん減ったと思う。なんやかんやトップレーンは1v1が多いのでプレイヤーの学習効率が高いのだろう。
先出しトップタム・ケンチの狙い
- 対面(あなたのことだ)を舐め腐っている
- 敵ジャングラーのことも舐め腐っている
- いわゆる初見殺し狙い
タム・ケンチはわかっていればそこまで対処が難しいチャンピオンじゃない。ダメージ出力はAAに依存度が高く、Wは予備動作が長く出現地点もわかりやすい。スタックもわかりやすいので溜まらせなければどうということはない。
ガンク回避性能も微妙で、Wの詠唱中にCCで止めるのは簡単だし、止めてしまえば逃げるすべを失う。
それでも先出ししてくるのは、「どうせコイツらトップタム・ケンチなんて知らないだろう」という意図が透けて見える。
自分は知っていて、相手は知らない。タム・ケンチで序盤キルを取ればそれが証明される。心理的に相当気持ちいいはずだ。
※LOLは対人ゲームなので、こういったプレイヤーの心理を読み取ることは重要。
トップタム・ケンチの弱点
- 殴り合いは強いが自分から仕掛ける能力に乏しい
- プッシュは遅く、タワーを削るのも遅い
- AoEはWくらいしかなく、集団戦では活躍しづらい(タンク扱いだが実態はファイターに近い)
タム・ケンチ側から戦闘を仕掛けようと思ったら、QのスロウかWのノックアップしかないが、Qは細いし非貫通、Wは発生が遅く避けやすい、とハッキリ仕掛ける能力が低い。
なので知らずに殴り合ってくれる初見相手は強いのだけど、タム・ケンチを知っているプレイヤーと殴り合おうとすると途端に苦しくなる。
プッシュも遅いし、押し付けたところで相手のタワー下では殴り合いはできない。ロームしてもエンゲージ能力が低いのでいまいち戦えない。
相手が殴り合ってくれない場合のタム・ケンチは「戦えば強いのだけど戦えない」がネックになる。集団戦で誰かがリーライクリスタルセプターでも出そうものならいよいよ歩くくらいしかできることがなくなる。
操作面でのトップタム・ケンチ対策
序盤の殴り合いを避ける
序盤、特にレベル1の殴り合いはAAにパッシブが乗っているチャンピオンや、メインスキルを何度も撃てるチャンピオンが強い。タム・ケンチは前者なので、自分もそのタイプ出ない限り殴り合ってはいけない。
レベル2以降もしばらく殴り合いは強いので、基本的に殴り合いは避けた方がいい。
スタックを溜められた状態で戦わない
タム・ケンチのスタックはAAとQで付与される。3スタック溜まった状態でQに当たるとスタンさせられてしまうので、ダメージ交換をするとしても2スタックくらいまでのごく短いトレードに留めた方がいい。
特にレベル6以降は3スタック溜まっているとRで飲み込むこともできるようになる。3スタック溜まってから下がってもQRで飲み込めるので、3スタック溜まらないうちにトレードを終えよう。
灰色のHPは実質全部HPだと思って計算すること
タム・ケンチは受けたダメージの一部を灰色のHPに変換し、Eを使うとそのぶんがまるまるシールドになる。あと少しで倒せると思ってからとんでもないシールド量を張ってくるので、そのぶんも頭に入れて戦うこと。
トップタム・ケンチへの対策アイテム
体力割合ダメージ


パッシブが増加HPレシオなこともあってHPが上がる装備を積んできやすい。ルインドキングブレードやライアンドリーの仮面といった対象のHP割合ダメージは有効。
回復阻害


Qが減少HPに応じて回復する。いざ戦う時はクールダウン短めのQを何度か撃ってくるので、エクスキューショナーコーリングや忘却のオーブといった装備はゆくゆくはほしい。
ただしこれらのアイテムは序盤に積むと弱いので、序盤はイグナイトで対処して、3コア目あたりを目途に積んでいきたい。
AR/MR低下


タム・ケンチのビルド次第なところはあるが、なんやかんや言ってもタンクなので防具を積んでくることが多い。タム・ケンチにARやMRのレシオはないのだけど、HPだけ積んでいっても実質的な耐久力が微妙で、かといってメレーなので武器ばかり積むと弱いためだ。
トップタム・ケンチへのカウンターピック

タム・ケンチは序盤強い。強いのだけど、最強ではないので自分より殴り合いが強い相手を出されてしまうとどうしようもなくなる。
序盤強い相手との戦闘を避けるのはこちらが先出しの時はやむを得ないのだけど、後出しで相手の狙いを真っ向から叩き潰せるチャンピオンがいるならそっちを出した方がいい。
序盤の殴り合いが強みのチャンピオンが序盤の殴り合いで勝てないと、それはもうジャングラーに頼るしかなくなる。
ワーウィック
最後までAAで殴り合うなら望むところのワーウィック。自分のHPが減るほどAAで回復するようになり、相手のHPが減るほどASが上がっていく。バリアまで持てば最強になれる。
レベル6以降はさらに強力で、HPが減ってきたところでサプレッション付きのRで大回復する。1v1で最後まで殴り合ったらバリアワーウィックに勝つ方法はたぶんない。
モルデカイザー
射程675のQで延々ポークする。まさにトップ版ゼラスといったイモリプレイで、タム・ケンチは発狂する。タム・ケンチのHPが減ってきたらEQAAからオールインで倒せる。
モルデカイザー側が殴り合いが強いと勘違いして考えなしに戦うと危ない。あくまで安全な位置からイモイモとポークしているから強いのであって、殴り合い自体はそこそこ強いがめちゃくちゃ強いわけじゃない。
※モルデカイザーはトップで最高クラスの「射程」を持つ「AP」の「ノーマナ」チャンピオンだ。当然そのぶんほかの性能が削られている。
ヨリック
最序盤はいつもどおり引きこもって、レベル3以降からレーンを押していく。タム・ケンチはグールの処理は得意じゃないので、ミニオンを溜めてグールと共に押せば怖くない。
特にタム・ケンチのQが非貫通なのが大きい。グールや乙女で自然にブロックできるのでタム・ケンチ側はとにかくやりづらい。



