ワードの種類とそれぞれの特徴について

LOL ワードの種類とそれぞれの特徴について

試合を通じて勝敗を分ける重要要素となる視界。この記事では視界を得るためのアイテムであるワードの種類とそれぞれの特徴を簡単にまとめました。ランクが上がれば上がるほど視界の重要性は増していくため、ランク戦に挑む前に知っておきましょう。

目次

何のために視界を取るのか

レーン戦ではガンク回避、敵ジャングラーの位置把握&予想、対面のロームの有無と方向把握に、中盤以降は敵の位置と数を把握することで集団戦を仕掛けてよいのか判断する材料となったり、それぞれの立ち位置を考える材料となります。

例えばTOPサイドに敵ジャングラーが見えればBOTレーンはガンクを警戒せずにレーンをプッシュしたりハラスを仕掛けることができますし、敵ジャングラーがワードに映った時のレベルやCS、残りヘルスから次の行動(狩りに行くキャンプやリコールが必要かどうか)を予測できます。

集団戦が起こりそうな時に十分な視界が取れていればその場にいる敵味方の人数差を把握できますし、敵のアサシンの位置がわかればADCはフォーカスを受けにくい位置を取りやすくなります。

また、ドラゴンやバロンといった重要オブジェクト周辺の視界を取っておけば相手がこれらを狙ってきた時に速やかに知ることができますし、バロンに見せかけたベイト(待ち伏せ)も見破りやすくなります。

ステルスワード

その名の通り不可視のワードです。サイトストーン、トラッカーナイフが揃って削除された今、レリックシールドなどのサポートアイテムからの派生アイテムでのみ設置が可能となりました。そのため基本的にサポートのみが設置可能です。

複数箇所の視界を長時間得ることができるためチームの視界の多くを占めることになり、サポートがワーディング知識を持っているかどうかでチームメンバーの動きやすさが大きく変わります。

チャージ数は時間経過によって回復することはなく、設置可能ワードをチャージするためには再びショップを訪れる必要があります。

同時に設置できるのは3本までで、設置すると150秒間持続します。不可視のため破壊するにはコントロールワードなどのデワードアイテムが必要です。

コントロールワード

通称ピンクワード。

ショップで75ゴールドで買うことができ、複数の効果を持ちます。最大所持可能数は3つで同時設置可能数は1本だけ(2本目を置くと1本目は消滅します)。持続時間は無限で破壊されない限り残り続けます。

効果は下記の3つ。

  • 周囲の視界を得る
  • 敵のステルスを見破る(ステルスワードやティーモのキノコなど)
  • 敵のステルスワードを無効化する

後述のトリンケットワードでは十分な視界を確保できないことと、敵の視界を消す用途でも使えるため、全てのチャンピオンが使用します。レートが上がれば上がるほど当たり前のように使用されています。

トリンケットワード

通称黄トリ。

ゲーム開始直後に0ゴールドで購入可能。他のトリンケットを選ばなければ自動的にこれが選択され使用可能となります。

効果は持続時間が60~120秒と短めのステルスワード。チャージ条件はステルスワードと異なり、ショップを訪れなくても180~90秒ごとにチャージされます。最大2チャージ。

ファーサイトオルタレーション

通称青トリ。

LV9以降に選択可能。ステルスではなくなり継続的に得られる視界も小さくなる一方、持続時間無制限となり超長距離(距離4,000)から置くことができます。クールダウンは黄トリよりやや長めで最大1チャージ。

目視可能かつ通常攻撃1発で破壊可能なため壊されやすく、スキル(リーシンのWなど)やテレポートの対象にはできません。

その性質上、黄トリを置きに行くのが危険なADCが主に使用します。超長距離から置けるため相手がバロンを始めていないかチェックする際にも使われます。

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