TOPレーンのワーディングについて解説します。レーンが長く1対1のため最もガンクが刺さりやすく、ワードの数も不足しやすいため、的確なワーディングと敵ジャングラーの行動予測が重要です。
目次
優勢(レーンを押し込めている)時
川付近のワーディング
TOPレーン戦での最も基本的なワーディングです。
コントロールワードは可視化されているため川手前側の草むらに置くことで、相手のジャングラーが破壊しようとしても1対1を仕掛けることができますし、味方ジャングラーを呼べば2対1となりさらに有利です。
相手レーナーはタワー下のミニオン処理で寄ってこれない、または寄りが遅くなるはずです。
トライブッシュは敵ジャングラーが最もガンクしやすいルートですが、コントロールワードを置いても発見されやすく、壊しに来られたとしても敵陣側のため味方ジャングラーの寄りが遅くなりやすいです。
ステルスワード(トリンケットワード)であれば簡単には破壊されないためこちらを使いましょう。
敵ジャングル内のワーディング
敵ジャングル内のワードは置けると相手ジャングラーをかなり早く発見することができるため非常に効果的ですが、危険度が高いです。
対面をキルしたりファーストタワーを破壊して大きな差を付けた後や、味方ジャングラーと一緒に敵ジャングル内に侵入した際についでに置いてきましょう。
特に上記画像のピンク(コントロールワード)は基本的に通ることのない位置なので破壊されづらく、敵ジャングラーが赤バフを狩る時もゴーレムを狩る時も道中で映るため有効です。
特にジャングラーのルートが効率化される高レートほど発見されづらい傾向にあります。
レーン沿いからのガンクを警戒する場合
基本的なワーディングは上述の箇所ですが、それだけでは全てのガンクを防げるわけではありません。敵ジャングラーがTOPレーン上を通って真っ直ぐガンクしてくる場合があります。
このガンクを防ぐにはゴーレムの上側にステルスワードを置きましょう。敵ジャングラーがレーン上を通った場合とゴーレムを狩る時に映ります。この場所にワードを置く際は敵ミニオンの位置を考え、ワードを置いたことを悟られないようにしましょう。
劣勢(レーンを押し込まれている)時
レーンを押し込まれている時は川手前の草むらや川奥のトライブッシュにコントロールワードを置いても簡単に破壊されてしまいますし、レーンを押せないのであれば川付近の視界をとっても仕方がありません。
そのため川付近ではなく、自陣ジャングル側に置いて敵ジャングラーがこちらのジャングルに侵入してきた場合に発見できる位置に置きましょう。敵ジャングラーの侵入を察知できればカウンタージャングルによる被害やタワーダイブでのキルを防ぐことができます。
レーン沿いからのガンクを警戒する場合
自陣タワーまでミニオンを押し込みきられた後はタワーの攻撃により敵ミニオンが掃討され、今度はこちらのプッシュウェーブとなります。
その際気をつけなければならないのがレーン上の草むらからのガンクです。それまでウェーブを押し切られているためこの位置に敵ジャングラーが潜んでいたとしても視界に映りません。
このガンクを回避するにはレーン上の草むらにワードを置いておきましょう。ウェーブを押し切られる前にあらかじめステルスワードを置いておくのが理想です。
こちらのプッシュウェーブになってから置きにいっても良いですが、すでに敵ジャングラーが潜んでいた場合、敵のCCスキルに当たってしまうと危険です。