LOLでは5人がピックしたチャンピオン5体によってチームを構成して戦います。チームとしてどのような戦い方をするかによって構成の種類が存在し、それぞれに相性が存在します。この記事ではチーム構成の種類とその相性について解説します。
目次
チーム構成とは
そのチームがどうやって勝とうとしているか、つまり中盤以降のチーム戦においてどうやってオブジェクトを取ろうとしているかによって必要な要素は異なり、これらの認識を合わせてチャンピオンをピックすることで特定の戦い方に適したチームを構成することができます。
チャンピオンにはそれぞれ得意不得意や特性があり、バラバラにピックするよりもお互いの長所を活かすピックをした方がシナジー(相乗効果)が生まれ、チームとしてより強力になります。
LOLでは中盤以降オブジェクトを獲得するために集団戦での勝利が必要となることが多く、ほとんどの構成はこの集団戦をどう戦うかに主眼を置いて考案されています。
そのため構成に大きな差があると中盤以降の集団戦に全く勝てず、レーン戦では有利を築いていたにもかかわらず終わってみれば大敗となってしまうケースもあります。
ノータンク、極端にCCが薄い、オールADなどはこの典型です。
構成による相性
構成には相性が存在し、三大構成と呼ばれるポーク構成、エンゲージ構成、カウンターエンゲージ構成には三すくみの関係が成り立ちます。
遠距離からの一方的な攻撃で敵のヘルスを削ることを得意とするポーク構成は強烈なエンゲージによって相手を集団戦に引きずり込むエンゲージ構成に弱く、エンゲージ構成は強力なAOECCなどで特定範囲内での戦いを得意とするカウンターエンゲージ構成に弱い、といった具合です。
そして機動力に欠け、自分からのエンゲージが苦手なカウンターエンゲージ構成はポーク構成が弱点です。
構成の研究はプロシーンは活発に行われており、これら三大構成の亜種や、集団戦に主眼を置かないスプリットプッシュ構成など新たな構成が日々生まれ続けています。
チーム構成の種類
ポーク構成
遠距離攻撃スキルを持つチャンピオンとディスエンゲージ(戦闘拒否)を得意とするチャンピオンを組み合わせた構成。遠距離からの攻撃で敵のヘルスを一方的に削り、リコールに追い込んでタワーやドラゴンを獲得します。
詳しくは下記の記事をご参照下さい。
エンゲージ構成
相手を強制的に集団戦に引きずり込むエンゲージを得意とするチャンピオンとそれに合わせられる機動力と火力を持ったチャンピオンを組み合わせた構成。集団戦を仕掛けて勝利することで敵との人数差を作りタワーやドラゴンを獲得します。
詳しくは下記の記事をご参照下さい。
カウンターエンゲージ構成
相手に集団戦を仕掛けられた際にAOECC(範囲行動妨害スキル)による足止めとAOEスキルによるダメージで有利に応戦する構成です。ドラゴンファイト、バロンファイトなど戦闘地点が限定される場合に特に強く、集団戦に勝利することでオブジェクトの獲得を狙います。
詳しくは下記の記事をご参照下さい。
プロテクトADC構成
相手に集団戦を仕掛けられた際に有利に応戦するカウンターエンゲージ構成の亜種。基本形よりもADCを守ることに特化しADCが火力を出し続けて敵を殲滅する構成です。
詳しくは下記の記事をご参照下さい。
ピックアップ構成
相手を強制的に集団戦に引きずり込むエンゲージ構成の亜種。基本形のエンゲージ構成が敵本隊に大規模な集団戦を仕掛けることを得意とするのに対し、少数の敵をピックアップして倒し人数差を作り出すことに重点を置いた構成です。
詳しくは下記の記事をご参照下さい。
スプリットプッシュ構成
1対1が極めて強くオブジェクト獲得能力の高いスプリットプッシャーとディスエンゲージ(戦闘拒否)に長けたチャンピオンを組み合わせた構成。スプリットプッシュを基本戦術とするため集団戦に主眼を置いた他の構成とは考え方が大きく異なります。
詳しくは下記の記事をご参照下さい。