レーン戦の基本にして奥義とも言えるレーンコントロールについて学びましょう。レーン戦では味方ミニオンと敵ミニオンのぶつかりあう位置を押したり引いたりしながら戦うことになりますが、この位置を意図的に調整することでレーン戦を有利に運ぶことができます。
目次
レーンコントロールとは
主にミニオンのぶつかり合う位置を調整し、自分が有利な状況、現在望ましい状況を作り出すのがレーンコントロール(ウェーブコントロール)です。
基本はプッシュするか相手にプッシュさせるかですが、何を目的にそのウェーブを作るかによって押し具合、引き具合を変えたり、ミニオンを大量に溜めるなどの応用が可能です。
プッシュウェーブの作り方
レーンは基本的に押している方が有利とされており、敵と殴り合った時にミニオンが一緒に戦ってくれること、ミニオンを壁にして敵のスキルショットを防ぎやすいこと、ミニオンやワードによる視界確保、近くで戦闘が起きた時の寄りやすさなど多くのメリットがあります。
レーンをプッシュしたい時は攻撃力が高く柔らかい後衛ミニオンを優先的に倒しましょう。ラストヒットを取るタイミング以外でもミニオンを攻撃したり、スキルショットをミニオンに使うとさらに早くレーンをプッシュすることができます。
ただしレーンを押すということは味方側のタワーから離れた位置で戦うため、敵ジャングラーからのガンクを受けやすくなります。また、タワー寸前で相手にウェーブを固められてしまうと非常に戦いづらくなるため押すタイミングはしっかり考えましょう。
相手にプッシュさせるには
プッシュしている時とは逆に視界では不利になり、近くで戦闘が起きた時に素早く寄りづらくなるというデメリットはあるものの、ガンクを刺されづらくなる、敵を追える距離が長くなるのでキルを取りやすくなるといったメリットが存在します。
相手がナサスなど、タワーにこもられると厄介なものの引きずり出しさえすればキルが容易なチャンピオンの場合に特に効果的です。
相手にプッシュさせるのは簡単で、こちらが相手よりもミニオンを殴らなければ自動的に相手のプッシュウェーブとなります。ただし殴らなすぎると大量の敵ミニオンをタワーまで押し付けられてしまい身動きが取れなくなってしまうため、適度に前衛ミニオンを殴って調整しましょう。
他には相手に自分を殴らせることで味方ミニオンのターゲットを敵チャンピオンに移し、一定時間敵ミニオンのヘルスが削られなくすることでウェーブをプッシュさせるという方法もあります。
ゾーニング
敵ミニオンと同じかそれよりも前に出て、相手にプレッシャーをかける戦法です。
自分が敵ミニオンの攻撃を受けながらでも相手をキルできる程の差がある時に有効で、相手はラストヒットを取ろうとするとキルされてしまう危険があるため、ラストヒットを取ることができなくなります。
敵ミニオンよりも大幅に前に出ることができるほどの差ががあれば相手は経験値すら吸えなくなります。
敵ミニオンに囲まれ、さらにタワーから離れた位置に陣取るためガンクには十分な警戒が必要です。ガンクが来てもダブルキルを取れるほど育っていればそれすら心配いりませんが、その場合は別レーンのレーナーと合わせて3人や4人で潰しに来られる可能性もあります。
レーンフリーズ
自陣タワーの射程寸前で敵ミニオンを止める戦法です。相手はラストヒットを取ろうとするとこちらのタワー寸前まで前に出なければならず、ガンクやタワーの射程内に引きずり込まれるリスクを考えると迂闊に前に出られなくなります。
相手にプッシュさせる時と同様、ラストヒットだけを取りミニオンを殴らなければレーンは引けるため、ある程度押させたら適度な位置でミニオンウェーブが止まるよう敵ミニオンの量を調整しましょう。
ただし相手にレーンを押させることになるため、こちらのジャングルに入られたり、他レーンにローム(遊撃)されるなど味方に負担がかかりやすくなります。レーンフリーズ中に対面の姿が消えた時はピンを鳴らして注意を呼びかけましょう。
土下座(タワー下ファーム)
敵ミニオンを自陣タワーの射程内まで引き入れてファームする方法です。タワーの外でラストヒットが取れないほど相手と差がついてしまった時の最後の手段で、最低限のCSと経験値を確保して集団戦に備えます。
基本的には最も安全な位置でCSを取ることができますが、それほど差がついてしまっているということは相手がジャングラーを呼べばタワーダイブしてあなたをキルすることができるはずです。
その場合味方のジャングラーが近くにいればヘルプをお願いし、近くにいない場合はタワーを捨てて逃げましょう。守れもしないタワーを守ったところで、結局キルされてしまえばタワーも折られてしまいます。
“レーンコントロール(レーンの押し引き)を覚えよう” への1件の返信
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