
主にトップレーンでピックされるエイトロックス。ファイターでありながら射程650のQを3度も振り回す、トップ版ゼラス的なチャンピオン。この記事ではそんなエイトロックスの対策とカウンターピックについて解説します。
目次
エイトロックスはどういうチャンピオンか
- 破格の射程を持つQで一方的にハラスする
- 早い段階からQ3回でミニオンが消し飛ぶのでレーン戦を拒否できる
- 突っ込んでくる相手はWで止めやすい
- ブリンクは後ろにも使えるので逃げやすい
- 相手が射程差に屈すればCS差とタワープレート差を付けて勝つ
- 相手が無理に突っ込んでくれば逃げる、あるいはジャングラーに倒してもらう
おそらくトップのファイター系の中で最も射程が長い。トップレーンに多いジャガーノート的なファイターからすれば、ゼラスやラックスくらい遠く感じるはずだ。しかもゼラスEやラックスQに相当するエイトロWの他に、Eで逃げることもできる。
ほとんどポークチャンピオンと考えていい。Qがいい感じに当たった時や、ハラスでヘルス差が付いた時だけ急に堂々と前に出てくるところも同じ。
先出しエイトロックスの狙い
- どうせカウンターを出されるのでまともに戦いたくない
- 遠くからCSを取れるので安心
- 拒否スキルが2つもあるので安心
- 苦手な相手にもQ3回でミニオンだけ消してレーン戦拒否がしやすい
- CCもあるのでジャングラーに助けてもらいやすい
先出し適性が高いチャンピオンで、ハードカウンターが少なく、苦手な相手にもCSを取るだけならどうにかなりやすく、ガンク合わせ用のCCもある。
トップレーンの先出しはこれくらい弱気でちょうどいいのかもしれない。1v1でまともに戦う気は毛頭なく、いかに対面と戦わないかに特化している。
むしろエイトロックスはQがいい感じに当たった場合(=相手がミスをした場合)にチャンスが回ってくるので美味しいピックだ。
※大半のトップレーナーは先出しの時点でやる気がない。先出しのうえにレベル6まで1度もガンクがなければYoutubeを見始めるレベルだし、それを攻めることはできない。
エイトロックスの弱点
- 序盤のクールダウンは長いが、Q3回でミニオンを消してしまえるので問題にはなりづらい
- Qは予備動作が長いのでスキルを合わせやすい
- まともに戦うと弱い
- 強いのはミニオンのいるレーン戦であり、遭遇戦はあまり強くない
- スケーリングが高くないのでレーンで勝てないと色々と中途半端になる
先出し向きの丸いチャンピオンなので致命的な弱点は少ない。序盤すごく強いイメージがあるが、レベル1はQが3回使えるから、その後はミニオン差でアグロが痛いだけで、森や川で1v1殴り合うとそれほど強くなかったりする。要するにレーン番長だ。
最も弱点らしい弱点はやはりQの予備動作が長いことと、Wも当たってから引き寄せ効果まで時間がかかる点で、ブリンクで避けたり、スキルでカウンターする場合にタイミングが取りやすい。
スケール面でカウンターするなら序盤弱すぎないことが条件になる。
操作面でのエイトロックス対策
Qの先端を避ける
エイトロックスのQは剣先だと倍近いダメージ量になる。逆に言えば剣先に当たらなければそれほど大きなダメージにはならない。1回目と2回目と3回目でそれぞれ剣先のエリアが違うことに留意しておきたい。
当然だが毎回後ろに避けていたらエイトロックス側からすれば狙いやすい。しかも後ろに避けると反撃余地がないので、いくらエイトロックスが弱虫でも安心して撃ってくるようになる。避け方向はある程度前後左右に散らす必要がある。
ヴァンプチャンピオンなのを理解しておく
エイトロックスは自前でヴァンプを持っている。一定時間ごとのAAで大きく回復するのだけど、このパッシブのクールダウンはAAと、Qの剣先を当てた場合に短くなる。
なのでエイトロックス側の理想はQの剣先をたくさん当てて、パッシブのクールダウンが上がったら1回だけAAをして逃げる。
Qの剣先に当たらないことはもちろん大事なのだけど、R時はこの回復量がさらに増加するので回復対策も必要になる。回復対策をしていないなら、特にレベル6以降はむやみにオールインしても倒しきれない。
エイトロックスへの対策アイテム
ブランブルベスト

エイトロックスはパッシブAAだけ魔法ダメージになったものの、他はADダメージ。なのでARを上げつつ回復阻害を与えるブランブルベストは対策アイテムになる。
無理なく積めるタンクなら積んでいきたいが、エイトロックスに有利なタンクは少ない。エイトロックスが戦闘を避けるためにひたすらミニオンだけ処理してきた場合、ミニオン処理能力の低いタンクだとCSが非常に取りにくい。
回復阻害系のアイテム


タンク以外のチャンピオンなら、エクスキューショナーコーリングや忘却のオーブといった回復阻害アイテムを積むことになる。
といってもこれらのアイテムは最初に積んでも強くないので、1コアか2コア出してから積みたい。ということは序盤のためにイグナイトが必要になる。
その他AR系のアイテム



エイトロックスはADファイターだが、実態はほとんどメイジみたいなものなのでスキルを撃ち切った後は全然強くない。なのでARを上げてダメージを抑えればハラスも大して脅威じゃなくなるし、ロングトレードは勝てる。
特に一時期流行った脅威ビルドエイトロックスはARを積まれると何もできなくなる。
エイトロックスへのカウンターピック
というわけでなかなかにカウンターしにくいエイトロックスなのだけど、カウンターと呼べるチャンピオンは存在する。
ポーク系チャンピオンが厄介なのは、ポークを避け続けるにも限界があるのでこちらからどこかでオールインしなければならないことだ。エイトロックスには勝てても敵ジャングラー込みだと厳しい。
なのでエイトロックス以上に後ろ向きなチャンピオンを出して相手にしないのが理想だ。

マルファイト
マルファイトは彗星でも握撃でもエイトロックスに勝てる。戦い方は簡単で、パッシブのシールドと彗星のクールが上がるたびにQを投げるだけ。なので彗星ルーンの方が適切。エイトロックスの戦闘拒否に付き合ってあげようというピックだ。
エイトロックスはAAできないとサステインがないので、遠くからQを投げてくるだけのマルファイトに対し戦闘拒否し続けることができない。しかしエイトロックスは殴り合いが弱いので、無理に殴りかかってきたらマルファイトは返り討ちにできる。
パッシブのシールドに加え、WのパッシブでARが高いのでエイトロックスのQハラスが効きにくい。ルーンは彗星だがアイテムはタンクビルドにするのがコツ。
シンジド
エイトロックスがレーンで強いのはミニオンをあっという間に6対0にしてしまうから。なのでこちらもミニオンを消してしまえば無害なもの。
プロキシ(敵のファーストタワーとセカンドタワーの間でファームすること)まで持っていければエイトロックスはやることがなくなる。チャンピオンにAAできないと回復しないので、ミニオンを身体で受け続けることができないからだ。
ケネン
エイトロックスのQハラスに付き合う必要がなく、機動力が高いので無理にQEで突っ込んできても躱しやすい。
序盤を凌ぎやすく、レベル6から強いのでエイトロックスに対してスケールでカウンターしていく形だ。もちろん集団戦は圧倒的にケネンの方が強い。
エイトロックスは最初Q3回でミニオンを倒しきれるように武器を積みたいので、レベル6時点でMRを積みにくいのも関係している。改めてカウンターリストを眺めて見るとAPチャンピオンやミックスダメージのチャンピオンばかりだ。



