
グラガスは主にトップでピックされるチャンピオン。回復とダメージ低減によるレーン維持性能、射程が長いため苦手な相手とのレーン戦も誤魔化しやすく、豊富なCCで戦闘拒否もガンク合わせも得意と器用なチャンピオン。この記事ではそんなトップグラガスの対策とカウンターピックについて解説します。
※パッチ26.12現在、トップでのピックは6割程度。他はジャングルやミッドでピックされるため、フレックスピックとして機能します。
目次
トップグラガスはどういうチャンピオンか
- パッシブの回復とWのダメージ軽減でレーン維持性能が高い
- Qは射程850でハラス性能が高く、ゾーニングにも使える
- Eは戦闘拒否にも逃げにもガンク合わせにも使える
- Rも含め3種のCCによりガンク合わせも集団戦も強い
- ルーンやアイテムビルドの選択肢が多数あり、対面に合わせて柔軟に対応できる
- 特に序盤を凌ぐ能力が高く、ガンク合わせも得意
スプリットプッシュに向かないこと以外はトップレーンに必要な要素を多く満たしている。ガンク合わせも得意なので、カウンター相手に耐えてガンクを待つという先出しの基本プランにも適している。
しかしソロQのトップでピックするには致命的な欠点がある。グラガスは中盤以降のタイマンが強くない。
なのでガンクをもらって対面を倒しても、その後勝てるようにならない。レーン戦に勝つというトップの必須ミッションをクリアできないのだ。
グラガスは向かってくる相手を拒否するのは得意なのだけど、相手のファームを妨害してくる能力は十分とは言い難い。サステイン持ちのスケールチャンピオンで消極的にファームされると、あんまりやることがなくなる。
先出しトップグラガスの狙い
- トップと確信されないことを祈っている
- トップレーンの役割についてよくわかっていない
- マッチアップについてもよくわかっていない
- あんまり勝つ気はない、とりあえず戦闘拒否しておけばいいと思っている
フレックスピックとしてはそれなりに機能する。ピックの最初の方でグラガスが見えたからといってトップだと確信するのは難しい。
対面がボリベアやレネクトンで一生懸命グラガスを倒しに来てくれればやりやすいだろう。しかしオーンやムンドといったスケーリングタンク、あるいはヨリックで延々プッシュして来られると苦しい。苦手なチャンピオンは少なくない。
柔軟性の高いチャンピオンは一見先出し適性が高そうに見えるが、それ以前にレーンの役割を果たせないと話にならない。グラガスを先出しするプレイヤーはこの辺りが理解できていないということだ。
※ということはこちらがスケーリングチャンピオンで悠々ファームしていても必死こいて邪魔してくることはない。対人ゲームではこういったプレイヤーの心理を読み解くのは重要だ。
トップグラガスの弱点
- 消極的な相手にはWやEが死にスキルになりやすい
- E以外はスキルの発生が遅めなので、こちらが先出しだと対処されやすい
- 拒否は強いが、DPSが低いのでロングトレードは弱い
- スキル依存度が高く序盤はマナが枯渇しがち
- 倒されづらいが、倒されづらいだけで中盤以降のサイドレーン戦は別に強くない
- タイマンはさほど強くないし、タワーを折るのも遅いのでスプリットプッシュが苦手
Eは敵の仕掛けを止めるぶんにはいいが、レーンで自分からは使いたくない。逃げられなくなるからだ。Wのダメージカットも接近して仕掛けてくる相手にしか十分な効果を発揮しない。
中盤以降はトップレーナーとしては弱いので、対面からすれば序盤のQハラスにどう対処するかだけ考えておけばいい。
CCが豊富なので集団戦は強いが、トップレーンは対面に負けていると集団戦に行けない。ウェーブを無視して無理に参加すると来ていることがモロバレなので、敵集団がのらりくらり躱している間に対面にタワー2本折られる。
結局トップレーナーである以上、対面に勝つ必要があるという宿命から逃れるのは難しい。グラガスを使ってみればよくわかるはずだ。
操作面でのトップグラガス対策
序盤のグラガスを頑張って倒そうとしない
グラガスは戦闘拒否に長けており、こちらが頑張って倒そうとするとなぁなぁに躱しているだけでこちらの方がHPを削られてしまう。特にメレーで正面から殴りかかるのはグラガスの思う壺だ。
グラガスが樽を設置したら離れる
グラガスの樽は設置後2秒かけてダメージとスロウが増加する。時間が経つほど痛くなるので、グラガスが樽を置いて逃げるのを追いかけたりすると最大威力の樽を食らってしまう。
無暗にレーンを押さない
特にレベル6以降、グラガスにタワー前でミニオンを止められると、Rでタワー内に吹っ飛ばされる危険がある。
グラガスは本体のダメージというより、CCを利用してミニオンアグロやタワーでダメージを与えてくることを警戒しよう。
トップグラガスへの対策アイテム
回復阻害系のアイテム


パッシブでスキルを撃つたびになかなかの量回復するので、中盤以降戦う際は回復阻害が欲しい。グラガス自体かなり逃げ回るので、回復までされるとこちらが十分育った後でも倒しにくい。
魔法防御系のアイテム


ダメージはすべてAPなので魔法防御アイテムが有効。
トップグラガスへのカウンターピック

これまで見てきたように、グラガスに勝てるチャンピオンで序盤から一生懸命戦うチャンピオンは少ない。スケーリングの高いチャンピオンでどっしり構えてファームするのが正解だ。
ただしグラガスのハラスはそこそこ痛いので、タンクかサステイン系のチャンピオンでないと耐えられない。
オーン
レーンに居ながらアイテムを作ることができ、アイテムからの防御ステータスも10%増しで得ることができる。Lv13以降は名匠アイテムを作り始めるので最大スケーリング値が高い。
レーンでもQEからのダメージはかなりのもので、Wがアンストッパブル付きなのでグラガスEで弾かれることもない。グラガスが甘えればソロキルも狙える。
ドクター・ムンド
遠くから包丁を投げるだけ。パッシブがあるのでグラガスEのガンク合わせも効きにくい。HPが減ってきたら雑にRで回復してとりあえずファームする。
順当に育てば集団戦で正面から敵を轢き殺していける。
ブラッドミア
グラガスのハラスはメレー相手には強いが、レンジから見れば射程もさほど長くなく、発生が遅いので避けやすい。ブラッドミアであればQのサステインで回復もある。
グラガスRも発生が遅いのでWで避けやすい。
順当に育てば集団戦で敵のバックラインをまとめて破壊できるほどに育つ。



