
カミールは主にトップとサポートでピックされるチャンピオン。高いレーン維持性能に加えガンク耐性・ガンク合わせともに強く、中盤以降はソロプッシュと集団戦両方こなせる器用まで兼ね備えてしまった結果、度重なるナーフを受けてサポートでの運用が増えてきた悲しいチャンピオン。
パッチ26.13現在、トップでのピックが6割程度まで減っていますが、この記事では本来のレーンであるトップカミールの対策とカウンターピックについて解説します。
目次
カミールはどういうチャンピオンか
- パッシブのシールドとQで2回AAキャンセルができるためショートトレードが強い
- パッシブのシールドとWのヴァンプによりレーン維持性能が高い
- Q2段目がTrueダメージ、Wは相手の最大HPレシオになっておりタンクに対してもダメージが通る
- Eは場所を選ぶがブリンク距離が長く、ガンク回避もガンク合わせも強い
- 脱出不可能なRによりレベル6以降はガンク合わせもキャッチも強い
- R時に対象指定不可でスキルを避けれるほか、一瞬サイレンスが付いているため敵の詠唱を止められる
- 装備が揃ってくればけっこうなダメージが出るので集団戦では横から突入して敵キャリーを落とせる
トップレーンに必要な要素全部盛りみたいなチャンピオン。こういうチャンピオンは一度ぶっ壊れた後ナーフされて全体的に中途半端になるケースが多いが、カミールもその典型。
極端に有利なチャンピオンは少ないというか、こちらが後出しできるならカミールよりもっと有利なチャンピオンがいるケースが多いので、先出しでピックされることが多い。
例えばカミールはイレリアに有利だが、イレリアに対して後出しするならマルファイトやジャックスを出した方がもっと有利だし大きく勝てる。
先出しカミールの狙い
- 先出しなのでとりあえずでカミールをピック
- 一応サポートとのフレックスピックだが相手が誤解してくれることはあまり期待していない
- 序盤にガンクをもらえればその後勝てるマッチアップが多いので先出しの割にチャンスはある
- ガンクがなくてもウェーブ拮抗時にジャングルがファイトしてくれれば横から突っ込んで行きやすい
- カミール自身のガンク性能も高いので場合によってはミッドガンクも狙える
カミールが先出ししやすい理由として、極端に不利なチャンピオンが少なく、たいていのチャンピオンにはまともなガンク1回もらえば勝てるソフトカウンターが多いというのがある。
しかもカミールは最序盤そこそこ強いのでガンク合わせ用のウェーブを作りやすく、かつレベル3の時点でWのスロウとEのスタン2つのCCがあるためガンク合わせもかなり強力。
とりあえず無難なピックをして味方ジャングラーのガンクを待つのはトップレーンの先出しピックとして正しい姿勢だ。
ガンクを避けたり合わせたりするのが最大の強みなので、お互いにジャングラーが存在する高スキル帯(プラチナ~ダイヤ)以上で真価を発揮する。
逆に言えば、ジャングラーがモンスターを狩るのにいっぱいいっぱいになっている一般レート帯(アイアン~ゴールド)ではあまり強くない。
カミールの弱点
- AA射程が125と短く(一般的なメレーが175程度)、QのAAリセットを活かせる相手は多くない
- 序盤は全体的にクールが長いためロングトレードは苦手
- Eは高性能だがブリンクスキルがこれだけなので突っ込むと離脱ができない
- ティアマットを積むまでプッシュが遅い
- AA主体のチャンピオンなのでAAを無効化されるとダメージが皆無
- 中盤以降もダメージの大部分はQ2段目なので、ここだけ無効化されるだけでも辛い
ジャックスと同じでAA射程が最短クラス。例えばカミールはガレンのQをシールドで受けたいのだけど、AAから入るとガレンQが先にヒットしてしまうため、ガレンがQを構えたらカミールも最初からQで射程を50伸ばして殴る必要がある。
序盤は全体的にクールが長く、苦手な相手にはパッシブが上がっている時にショートトレード、Wが上がっている時にハラスで適当に誤魔化したいのだけど、タイミングがわかりやすい。
また、移動スキルはEだけなのでなまじ前に使うと敵ジャングラーに倒される。基本はEを使わずQとWだけで戦い、Eは敵ジャングラーが来たら後方に、味方ジャングラーが来たら前方に使う。
序盤のプッシュが遅いのはトップレーンでは問題になりにくいが、ジャングラーのプレッシャーがゼロだと話は変わってくる。ゴリゴリプッシュしてタワー前でハラスしていてもジャングルに咎められないレート帯だと、カミールのようなチャンピオンは厳しい。
ユーティリティに飛んだチャンピオンではあるもののダメージソースは結局AAなので、AAチャンピオン対策がカミールにも有効だ。
操作面でのカミール対策
序盤のシールド付きカミールとは殴り合わない
カミールのパッシブシールドは序盤のシールド量がアホみたいに多く、これを無視してダメージ交換に勝てるチャンピオンは少ない。強いのはファーストリコールまでなので、最序盤はカミールがシールドを貼ったら一度離れよう。
カミールがQ2段目を構えたら離れる
中盤以降、カミールのダメージの大部分を占めるのがQ2段目のTrueダメージだ。タイミングがわかりやすいので、カミールがミニオンにQ1段目を使ったらしばらく離れるだけでいい。
Eは案外避けれる
カミールのEは速く見えるが、壁を経由するので距離があれば意外と避けれる。毎回後ろに下がっていたら当てやすいので前後避け方向を散らそう。
ちなみにまともなカミールは壁に引っ付いた後、こちらの避け方向を見てから2段目のブリンクをしてくる。その場合も距離があれば一瞬フェイクを入れて逆方向に動けば避けれる場合がある。
カミールが壁際に居る時は注意
カミールのEは距離があれば避けれる場合もあるが、至近距離で撃たれるとまず避けられない。壁際に追い詰める形になったら必中のEを撃たれると思っておこう。
※必ずしも撃たれるとまずいわけではないが、まずい場合もあるので頭に入れておきたい。
結局、先出しのカミールに対して注意を払うべきはガンクだ。不用意にガンクさえ受けなければ順当に後出しのこちらが勝つ。トップはそういうレーンだ。
カミールへの対策アイテム
対AA系アイテム


主なダメージソースはAAなので対AAアイテムは有効。ただしQ2段目のTrueダメージは軽減できないので、他のAA主体チャンピオンに対してよりは効果が薄め。
カミールへのカウンターピック
ここまででだいたい見えてきたと思うが、カミールに有利なチャンピオンは多い。しかし相手のカミールを一生懸命倒そうとしてガンクを食らってしまうとひっくり返る、そういうチャンピオンだ。
なのでカミールを一生懸命倒そうとするより、仲良しファームしているだけで勝てるチャンピオンを選ぶのが好ましい。ファームしているだけなら敵ジャングラーの位置に注意を払いやすい。
カミールは中盤以降もそこそこ強いが、究極に強いわけじゃない。こちらの方がスケールが高いなら、リスクを取って攻めてこないといけないのはカミールの方になる。

シェン
WでAA無効のフィールドを張ることができるシェン。このフィールドは味方チャンピオンにも有効なので、タイマン時にカミールのダメージをほぼ無効化できるだけでなく、ジャングラーを絡めた2v2や集団戦でもカミールをずっと無効化し続けられる。
また、カミールはファーストリコールまでの間もそこそこ強いが、シェンはもっと強いのでパワースパイク的にもカミールが勝てる時間帯が存在しない。
カミールがレーン戦を諦めてロームしてもRで付いていくだけなのであらゆる点でカウンターできてしまう。
ティーモ
AAでぺちぺち殴って、カミールが突っ込んできたらQのブラインドでAA無効するだけ。
カミールはサステインの大部分をパッシブのシールドに依存しているため、レンジを出されるとクールの長いWを撃ち続けるくらいしかやることがない。
試合が進むにつれティーモの方がどんどん強くなっていくので、カミールが勝つ方法は序盤にガンクをもらうくらいしかない。それでもAA無効なので徐々にティーモが不利を盛り返してくる。
ブラッドミア
AAとQでぺちぺち殴って、カミールが突っ込んできたらWで透かすだけ。
やはりカミール自体はレンジに弱い。EとRのせいであまりそういうイメージはないが、レーン維持能力を支えているのはパッシブであり、レンジ相手だとほとんど機能しない。



