
ケネンは主にトップレーンでピックされるチャンピオン。トップレーンでも屈指の集団戦用チャンピオンで、Rの広範囲ダメージ+スタンで大規模な集団戦を一気に決めるポテンシャルを誇ります。この記事ではそんなケネンの対策とカウンターピックについて解説します。
目次
ケネンはどういうチャンピオンか
- AAとQでハラス
- 敵が向かってきたらWも使ってパッシブ3スタック溜めてスタンさせて逃げる
- 敵がもっと接近してきたらEも使って逃げる
- 敵のジャングラーが来た時もEで逃げる
- 味方のジャングラーが来た時はEとRでスタンを決めて倒す
- 基本は集団戦のRで活躍するプラン
典型的なトップのレンジドチャンピオンで、射程差を活かして一方的に敵を殴りつつ、相手が向かってきたらスキルで拒否、十分距離が取れたら相手が奥に戻るまでまた射程差を活かして一方的に殴る。
特筆すべきは集団戦での協力無比なRで、マルファイト並みの絶大な影響力を誇る。そのためレンジでありながら、レーンで対面をボコボコにしなくてもその後活躍しやすい。
「AAに射程の付いたAPマルファイト」と言ったらわかりやすいだろうか。
先出しケネンの狙い
- マッチアップについてよくわかっていない
- トップレーンについてもよくわかっていない
- なんなら自分のチャンピオンについてもよくわかっていない
ここまで書いただけでもわかりやすいが、ケネンはピーキーな性能のチャンピオンであり、そのぶん非常にカウンターしやすい。対面勝率47%を切るようなハードカウンターが複数いるため、ピックで誰をBANしてもカウンターを当てられる未来しか見えない。
※47%と聞くと大したことがないように見えるかもしれないが、10人もの大人数でやるゲームでたった1人がケネンを先出ししただけで試合勝率が3%も下がる。もちろんレーン戦の勝率はその比じゃないくらい低い。
※ボットでエズリアルを出すプレイヤーよりはマシな勝率だが、それにしてもひどい数字だ。
そのためケネンを先出ししてくるプレイヤーのマッチアップ知識は壊滅していると決めつけていい。つまりこちらがきちんとピックすれば、カウンターを当てられたことにさえ気付かれずボコボコにできる可能性が高い。
というわけで意気揚々とカウンターピックを見ていこう!
ケネンの弱点
- CSが取りにくい
- プッシュ力が低い
- レンジの割にハラスの圧が低い(プッシュ力が低い上にQが非貫通)
- トップレーナーなのにサステインがない
- 逃げるのは得意だが加速だけなので壁越えはできない
- そこまでスケールが高くない
こう書くと弱点まみれに見えるが、ピーキーなチャンピオンはそんなものだ。ハマると強いぶん弱点も多い。
特にケネンの場合は1つの弱点が2つ目3つ目と相乗効果になっているところがあり、弱い部分を突かれるととことん弱い。
例えばプッシュ力が低いことと、メインハラススキルが非貫通なことは2つ揃って大きな欠点となってしまっている。もしもプッシュ力が低くても貫通ハラスを持っていたり、スキルが非貫通でもプッシュ力が高ければ大きな問題にはなりづらい。
また、サステインがないこともプッシュ力の低さと相性最悪だ。サステインがないチャンピオンはある程度体力が減ったら一気にプッシュしてリコールしたいことがあるのだけど、プッシュ力が低いのでそれもできない。
※要するにカウンターを当てればボコりやすい
操作面でのケネン対策
雷が付与されたAAを受けないようにする
W習得後、ケネンは5回目のAAに追加ダメージと雷スタック付与効果が付くようになる。つまりケネン側としてはミニオンを4回殴った後にチャンピオンを殴りたいわけだ。雷が付与されている間は手裏剣が光るので判別はしやすい。
雷スタックを付与された状態で無暗に前に出ない
ケネンのパッシブである雷スタックは3スタック付与時にスタンを与えてくる。前述のAAを食らった状態で前に出るとQWでそのままスタンさせられてしまってケネンに逃げられる。
ケネンを無理に倒そうとしない
ケネンは逃げ性能が高いので、無理に倒そうとしてもかえって不利になることが多い。
レンジでちびちびハラスしてくるのと甲高い声でイライラするのはわかるが、逃げ性能の高いチャンピオンを追いかけ回すより、向こうから攻めざるを得ないマッチアップを作ってあげる方が効果的だ。
ケネンプレイヤー自体も逃げることには慣れていても、仕掛けることには慣れていない。
※対人ゲームなのでこういうプレイヤー分析も大事だ
ケネンへの対策アイテム
マーキュリーブーツ

ケネンは逃げるにも攻めるにもパッシブのスタンへの依存度が大きい。行動妨害耐性は効果的だ。ケネンがAPビルドにすることが多いのでマーキュリーブーツは刺さりやすい。
ライフスティール/ヴァンプ
ケネンはハラスでこちらの体力を削りたいわけで、「気」チャンピオンのためマナ切れも望めない。しかしハラス自体はそこまで強力じゃないのでライフスティールを積んで無理なくファームする分には耐えやすい。
ただしこれはアイテムで対策するよりも、最初からライフスティールやヴァンプ持ちのチャンピオンをピックしてしまった方がいい。
ケネンへのカウンターピック
というわけで、ケネンへのカウンターピックはこれらの対策要素を自然に実現しやすいチャンピオンを選べばいい。
トップレーンではこういった「逃げる」ことに重きを置いたチャンピオンをやたらと見かけるが、わかりやすい対策は「勝手に逃げろ」だ。こちらの方がスケールの高いチャンピオンをピックして悠々ファームしていれば、いくらケネンの逃げ性能が高くても意味がない。

ナサス
トップレンジでの定番カウンターであるナサス。戦い方は簡単で、レベルが奇数の時にEを打ち込んでいくだけ。スキルも最初はほぼEしか使わないので、E→Q→E→Wと取る。
ナサスのEは基礎ダメージが高く、身体の弱いケネンにはかなり痛いうえに、プッシュ力も高いので、E上げナサスに対してケネンではレーンをプッシュすることができない。
で、やはりケネンは身体が弱いので、ミニオンを身体で受け止めてウェーブをコントロールするのも苦しい。ミニオン3匹くらい身体で止めているところにナサスのEを打ち込まれるだけで大変なことになる。
※E上げナサスはサステインのないレンジへの定番カウンターだ。ナサスはこのように実は割と器用で、ビルドや序盤の戦い方に幅がある。
ドクター・ムンド
遠くから包丁投げるだけ。消極的な懸念に対してさらに消極的なピックを当てていくスタイル。
お互い非貫通のQハラスだがムンドの方が少しだけ長い(ケネン950、ムンド975)。で、ムンドの方だけサステインがあるのでケネンだけHPが削れていく。パッシブのCC無効化でケネンのスタンも効きづらい。ムンドもマナなしなのでケネンのマナなしに問題なく付き合える。
集団戦でもパッシブのCC無効化によりケネンのエンゲージを無視して戦える。
ヨリック
もともとQで回復を持っているうえにレジェンド:血脈でライフスティールを強化していく。で、Qで回復しつつファームするだけ。
ケネンが前に出てきたらEを投げてあげる。別に当たらなくてもいいが、当たればケネンはサステインがないので苦しい。ついでにケネンは壁抜けできないのでWで捕まえれば倒せる。
ヨリックとしては序盤悠々とファームできれば、あとはハルブレイカーを買ってタワープレートをゴリゴリ削っていくだけ。別にケネンを相手にする必要はない。
ただでさえプッシュ力の低いケネンがハルブレイカーミニオン+グール+乙女を相手にすることはできないので、あっという間にタワーが消し飛ぶ。
※結局、ケネンのような逃げることばかり考えたチャンピオンでプッシュ力まで低いとそうなる。



