
主にトップレーンでピックされるアーゴット。タンキーファイターでありながら、ザ・メレーな相手にはレンジドっぽく戦うこともでき、先出しされて困った人も多いのではないでしょうか。この記事ではそんなアーゴットの対策とカウンターピックについて解説します。
目次
アーゴットはどういうチャンピオンか
対策を考える前に、アーゴットについてざっくり復習しておこう。ステータス的な特徴やスキルセットを知らなければ対策のしようがない。
特にアーゴットはスキルを読まないと何がどうなってダメージを出しているのかわかりづらく、初見殺し要素のあるチャンピオンだ。
アーゴットは一応レンジドチャンピオン
アーゴットはジャガーノートなのだけど、射程が350と長くレンジドに分類される。多くのメレーが175、やや長いイレリアで200、ヨリックなど強化AA時に射程が伸びるチャンピオンでも225とかなので、アーゴットの350はメレーからすればとんでもなく長い。
これを知らずにメレーだと思ってレーニングしていると一生遠くから好き勝手殴られるし、中途半端に反撃すると行きと帰りに1~2発ずつ多く殴られて不利になる。
タイマンが強い
レンジドなのに基礎ステータスはメレー並み。普通、射程の長いキャラには接近すれば有利に戦えるものだけど、アーゴット相手に接近したからといって別段有利にならない。
なんならアーゴットのもっさりしたEはまっすぐ向かってくる相手には当てやすく、Eが当たればそのままキルまで持っていくポテンシャルがあるのでなまじ接近すると危険。
全体的に動きがもっさりしている
W使用中は移動速度が125低下し、QやEも予備動作が長い。そのため機動力の高い相手にはスキルを当てにくく、瞬間的に仕掛けるにはフラッシュが必要。
また、後ろに下がる能力に乏しく、ブリンクは予備動作の長いEだけ。そのEも敵に当たると止まってしまうので、ガンク回避能力に乏しく、中盤のソロプッシュでも囲まれると逃げる選択を取りづらい。
ガンクに弱い
前述のとおり機動力に乏しく、その割にAAがパッシブでAoEになってしまうのでレーンを引いて止めることができない。どんなに頑張ってもレーンを少しずつ押してしまう。
敵ジャングラー視点だと確実に押してくるうえにウェーブの計算がしやすく、下がる能力も低いので積極的にガンクしたいレーンの1つになる。
LOLがチームゲームならこれで対策は終わりでいいくらいなのだけど、ソロQではそうも言ってられないので続きを書く。(平均的にジャングラーはソロレーナーよりも下手なのでしょうがない。ロール人口の違いで必然的にそうなる。)
先出しアーゴットの狙い
- 相手がメレーかレンジかでルーン、ビルド、戦い方を大きく変えてくる
- 最序盤あわよくばキルを取りたい
- それ以降は無難にファームしつつ、Eフラッシュでガンク合わせを狙う
アーゴットは先出しチャンピオンとしてはけっこう良いチョイスで、勝率45%以下のハードカウンターもほぼいないし、最初から最後までずっと勝てないチャンピオンもいない。そしてフラッシュ込みならガンク合わせも強い。

ソフトカウンターであればちゃんとしたガンクを1回もらえれば有利になるので、統計勝率も47~48%くらいに収まる。あるいは相手が致命的なミスをしてくれればソロで勝てる見込みもある。
こういった丸いチャンピオンは先出し適性が高い。先出しでアーゴットを使ってくるプレイヤーはこの辺を理解している可能性が高く、簡単にはボコれない。
アーゴットの弱点
- レーンをプッシュしがちなくせにガンクに弱い
- 射程が短く、Rもボディブロックされるので集団戦が苦手
- 全体的に動きがもっさりしていて、機動力に乏しい
- タイマンは最初から最後まで強めだが、スケールが究極に高いわけではない
「ガンクに弱い」とか「集団戦で活躍しづらい」とかはソロQでは対策を考えるうえで微妙なので忘れていい。3キル取って対面と2レベル差付ければソロプッシュしようとグループアップしようとそれなりに活躍してしまう。
なので対面として対策を考えるとしたら、弱点は下2つだ。アーゴットがダメージを出すには発生の遅いEを当てる必要があり、Eにさえ当たらなければ大ダメージを受けることはない。
そしてアーゴットは後半も強いが、究極に強いわけじゃない。つまりEを躱しながら消極的にファームしてくる相手が自分よりスケールの高いチャンピオンだった場合、なんとかしてEフラッシュを当てるくらいしか勝つ見込みがない。
操作面でのアーゴット対策
自分がメレーなら、戦う時アーゴットの周りをうろうろしない
アーゴットの主なダメージソースはパッシブの強化AA。アーゴットのQもEもこれを当てるためのスキルと言っていい。
これは6本の脚それぞれにクールダウンがあるため、周りをうろうろするとより多くの脚から強化AAを受けてしまう。
もちろんアーゴット側はよりたくさんの脚で強化AAを当てようとこちらの周囲をぐるぐる動いてくる。メレーで戦う際はなるべく位置関係を維持するように動こう。フィオラにRされた時と同じだ。
Eの予備動作に注意を払う
アーゴットのEは予備動作が長く、意識していれば必ず反応できる程度には長い。メレーでアーゴットを相手にする際は常にEの射程と発生モーションを意識の片隅に置いておく必要があるが、常にそこまで注意を払うのは正直疲れる。
ここまで読んだあなたなら気付いたはずだ。最初からEの射程外でCSを取れるレンジを出した方が楽なのでは、と。しかもEは予備動作だけでなくダッシュもやや遅く、射程も475と短い。
アーゴットへの対策アイテム
プレートスチールキャップ

アーゴット対策の筆頭アイテム。あなたがメレーで無理なく積めるなら、アーゴット対面時は最初に積みたい。
アーゴットの主なダメージソースは前述のとおりAAなので、プレートスチールキャップで軽減できる。しかも移動速度も上がるのでEに捕まりにくくなるし、Qも避けやすくなる。
ブランブルベスト

あなたがタンクであれば早めに積んでいきたい。W使用時のアーゴットの高速AAにすべて反射ダメージが発生するし、ARも大きく上がるのでダメージ交換でかなり有利になる。
ちなみにアーゴットのW使用時のASは固定なので、AS低下装備は対策にならない。
ワーデンメイル

こちらもあなたがメレーで無理なく積めるチャンピオンなら積みたい。AAダメージを低減し、ARも大きく上がる。
アーゴットへのカウンターピック
アーゴットへのカウンターピックはいくつか系統がある。ざっくり言えばタンクかレンジの2パターン+例外だ。
パッチによって多少変動するものの、大まかな傾向は変わらない。
サイオン
タンクなので前述の対策アイテムを積みやすい。かつサイオンはタンクの中でもミニオン処理能力がずば抜けて高いので、タワーに押し付けられてQとAAで延々ハラスされる展開にもなりづらい。
また、アーゴットのRは現在HPが25%以下の敵をキルするが、サイオンは元々のHPがどんどんスケールしていくので、HP25%以下になりにくい。
レーンでソロキルできるかというと厳しいが、アーゴットに倒されずにファームしやすく、集団戦の影響力は圧倒的にサイオンが上だ。
アーゴットがブラッククリーバーを出してくるとタイマンは勝てなくなるので注意。
ケイル
アーゴットが勝手にプッシュしてしまう弱点を突いたピック。勝手に押してきてくれるので序盤はタワー下で悠々とファームし、レベル6からはレンジになるのでアーゴットに捕まらずファームできる。
WのMSアップでアーゴットのEも躱しやすく、万一倒されそうになってもタワー下まで下がりきれればRで無敵化してHP25%以上を維持できる。
スケールが全チャンピオン中でも最高クラスなので、アーゴット側が頑張って仕掛けないといけないことになるが、前述のとおりアーゴットはレンジ相手に自分から仕掛けるのが難しい。
オラフ
例外枠。殴り合いが意味不明なレベルで強いのに加え、RのCC無効が大きい。
アーゴットのEを無視して殴れるので、単にCCを受けないだけでなく裏側の脚の強化AAを受けずに殴り合える。さらにアーゴットRの処刑前の引きずりもCC扱いなので、HP25%以下になっても平然と殴り続けられる。
普通に勝てるので対策アイテムを積む必要もなく、いつもどおりのルーンとアイテムでアーゴットに勝てる。



