グラガス:騒乱の飲んだくれ(Gragas: the Rabble Rouser)のチャンピオン紹介です。ロールはファイター/メイジながら豊富なAoECCと割合ダメージ、割合ダメージ軽減とタンクに必要な要素が揃ったチャンピオン。現在はサポートやジャングラーとしての運用がメジャーです。
もともとMIDチャンプとして運用されていたものの環境の変化でTOPレーンで運用されるようになり、その後はジャングラー、パッチ8.12現在はサポート運用が最も多くなっておりADC以外全てのレーンをメインとした経験があります。
この記事では主にジャングラーとしてのグラガスに焦点を当てて解説します。
目次
レーン戦段階での立ち回り
タンキージャングラーとしてはファームが早く序盤も強め、パッシブによりHPを割合回復できるためヘルスを維持してジャングルを回ることができます。それでいてブリンクとCCの両方を持つため高いガンクポテンシャルを持ちます。
ジャングラーとしては特別な立ち回りは必要なく、ガンクチャンスがあればガンク、なければカウンターガンクやカウンタージャングルと状況に応じて立ち回ります。
集団戦ではAoECCが豊富なタンクとして活躍できるため無理にレーン戦段階で有利を作る必要はありませんが、少なくとも味方チームが集団戦のセットアップをできる程度の状況は作りましょう。もちろんレーンを圧勝させて敵を徹底的にタワーダイブで潰しても構いません。
集団戦での立ち回り
アルティメットスキルによりエンゲージとディスエンゲージの両方をこなすことができ、QのAoEスロウ、パッシブの回復、Wの割合ダメージ軽減によりタンクとして活躍できます。また、Eはブリンク、ノックバック、スタン、AoEダメージ全てを兼ね備えた非常に優秀なスキルです。
一方でアルティメットスキルは使い方を誤ると味方を壊滅させかねないトロール性能抜群のスキルでもあります。使用する際は味方に敵タンクを押し付けたり、倒せそうな敵チャンピオンを逃したりしないよう細心の注意を払いましょう。
あとはタンクとしての立ち回りです。敵のファイターやアサシンを味方のバックラインに入らせないようピールするか、敵のADCに張り付いてダメージを出させないようにするか、敵味方の育ち具合や構成に応じて判断しましょう。
コンボ
- W→E→Q→AA
- W→AA→E
- Q→W→E→R
- W→E→R→Q
サモナースペル
ジャングル運用であればフラッシュ/スマイトで固定です。サポートの場合は構成やマッチアップに応じてイグナイトやイグゾーストを選びましょう。
ルーン
フルコンボの優秀なバーストダメージを『電撃』でさらに高めます。サブルーンは川での移動速度を高める魔導ルーンの『水走り』がよく使われています。
ビルド
スタートアイテム
スキル主体のチャンピオンのためハンタータリスマンスタートでマナ回復を高めます。
コアアイテム
ジャングルアイテムは魔力を高めるルーンエコーとして火力を確保します。
選択肢
タンクにする場合は火力を出しつつ物理防御を高めるアイスボーンガントレットや、スピリットビサージュ、デッドマンプレートなどの防具を、APビルドにする場合はヘクステック・プロトベルト01やリッチベインなど魔力アイテムを積みます。
最終ビルド
最終ビルドの一例です。