ケイトリン：ピルトーヴァーの保安官(Caitlyn: the Sheriff of Piltover)のチャンピオン紹介です。射程増加スキルを除けば最長の通常攻撃射程を誇るスナイパー。長射程の通常攻撃とスキル、罠によるゾーニングとブリンクスキルによりタワーシージを非常に得意とします。
目次
レーン戦での立ち回り
非常に長い通常攻撃射程と長射程かつミニオンを貫通するQによりレーン戦でのハラスを得意とし、Qのプッシュ力とWの罠によるゾーニング能力を活かして早い段階からタワーにダメージを与えることができます。
レーン戦は非常に強いものの装備の揃わない中盤が弱いため、序盤に敵を圧倒することで装備差を付け、本格的なパワースパイクを迎える終盤までの時間帯をやり過ごすといったゲーム展開を念頭に置きましょう。
レーン戦の強さを活かして早々にBOTタワーを折り、その後はTOPとスワップするかMIDに合流してファーストタワーを次々と破壊します。こうして資金差を付けることで本来弱い中盤でも有利ないしイーブンに立ち回ることができます。
一方、得意のレーン戦で負けてしまうとただでさえ弱い中盤を凌ぐのが非常に厳しくなり、終盤のパワースパイクを迎える前に取り返しのつかない状況になりかねません。レーン戦で勝つことが最低条件と考えましょう。
集団戦での立ち回り
射程を活かして遠距離から敵にダメージを出し続ける純正ADCです。敵のCCに捕まらないよう位置取りに気をつけつつ味方タンクの後ろからダメージを出し続けましょう。
ケイトリンが特に得意とするのは真正面からのぶつかり合いではなくタワーシージです。仲間とグループしてミニオンを押し付けたらタンクの後方からタワーを殴りましょう。
味方メイジがスキルによるウェーブクリアとゾーニングを、タンクが前線維持とディスエンゲージを、サポートがピールを担当します。この状態でケイトリンの長射程からタワーを殴られると相手が状況を打開するのは困難です。
ケイトリン自身もQによるウェーブクリアとWによるゾーニング能力を持ち、緊急時はEで距離を取ることもできるためチームとしての立ち回りがしっかりしていれば相手は強引に当たることもできず、タワーを守ることもままなりません。
コンボ
- AA→W→AA→W→AA
- E→Q→AA
- E→Q→AA→R
- W→AA→E→Q→AA→R
Eと同時にQを発動すれば元の立ち位置からQを発射しつつ後ろにブリンクすることができます。その後にヘッドショットのAAを入れることでまずまずのバーストダメージを出すことができます。
また、Wは設置後有効になるまでラグがありますが、スネアやスタンなどを持つサポートのCCに合わせて使うことで必中させることができます。
サモナースペル
DUOレーンであるBOTレーンと相性が良く、簡易的な逃げや追撃、殴り合いにも使えるヒールがよく選ばれます。
ルーン
エネルギー充填状態の攻撃でサステインと移動速度アップを得られる『フリートフットワーク』がメジャーです。サブルーンは終盤のパワースパイクに向けて火力が上昇していく『強まる嵐』などを選べる魔導ルーンがよく使われています。
ビルド
スタートアイテム
序盤の戦闘能力とライフスティールによるサステインを得られるドランブレードでスタートします。レーン戦を守備的に立ち回るならドランシールドも選択肢ですが、レーン戦の強さを活かさないならケイトリンをピックする必要がありません。
コアアイテム
遠距離からのハラスを得意とするケイトリンと相性の良いストームレイザー、ミニオン処理能力を得られるスタティック・シヴ、強みであるAA射程をさらに伸ばせるラピッドファイアキャノン、クリティカル率を高めヘッドショットの威力を飛躍的に高めるインフィニティ・エッジがコアビルドです。
戦況によっては1コア目をB.F.ソードで止めて火力だけ確保し、クリティカルビルドへ向かうのも良いでしょう。
選択肢
敵のアサシンが脅威の場合はガーディアンエンジェル、殴り合いに強くなる必要があったり火力をさらに高めたい場合はブラッドサースター、回復阻害が必要な場合はモータルリマインダーなどが選択肢です。
最終ビルド
最終ビルドの一例です。
カウンターピック
得意なチャンピオン
レーンでのハラス手段を持たないヴェインやトリスターナに対してはハラスでヘルス差を付けやすいため、序盤からタワーを折っていくという狙いを遂行しやすいでしょう。
苦手なチャンピオン
プッシュの鬼であるシヴィア相手はタワーに圧力をかけづらいため苦手です。
またレーン戦最強格であるミス・フォーチュンやジンといったADメイジとでもいうべき存在にはさすがに後手に回りますが、終盤まで粘れればDPSの出るキャリーの有無は集団戦の結果やオブジェクト獲得に大きく影響します。
