ジグス:ヘクス爆薬のエキスパート(Ziggs: the Hexplosives Expert)のチャンピオン紹介です。超長射程のスキルによるハラス、ゾーニングが得意なポークメイジ。ポークメイジの中でも特にタワーシージを得意とし、自身もメイジとしては破格のタワー破壊スキルを有します。
全スキルの射程が長いうえにAoEのためプッシュを非常に得意とし、集団戦でも広範囲にダメージをばらまくのが得意です。レーンをプッシュしがちですがノックバックと地雷により最低限の自衛スキルは備えています。
特筆すべきは味方とグループアップしてのタワーシージ能力の高さで、長射程スキルでのゾーニングというメイジの役割を果たしつつ、タワーの体力を一定以下まで削ればスキル1発で破壊できるプレッシャーを持ちます。
目次
レーン戦での立ち回り
Qのバウンドボムは素で850の射程を持ち、最大2回バウンド後も含めれば合計1400もの射程を誇る超長距離ポークスキル。ジグスはこのスキルを主軸に相手の体力を一方的に削りつつレーンをプッシュし、射程5000のRでジャングルやサイドレーンにプレッシャーを与え続けます。
レーンや視界の取れている場所ではEの地雷とWのノックバック付き爆弾で敵の接近を拒否することも得意ですが、死角からの急襲には弱いため単独ではあまり森をうろつかず、安全地帯からRでプレッシャーを与えましょう。
敵がロームした場合も、ジグスはパッシブとWにより単独でのタワー破壊性能に優れるためそう何度もロームを許す前にタワーを破壊してしまうことができます。
集団戦での立ち回り
にらみ合いでは長距離からポークスキルを打ち相手を削りつつ、EとWで敵が良い形でエンゲージできないようゾーニングします。
ただしWはいざ接近を許してしまった場合の唯一の拒否スキルでもあるため、ゾーニングに使うか残しておくかは相手のチャンピオンや状況によって変えましょう。
味方に強力なAoECCを持つチャンピオンがいればそれに合わせてR含むスキルを打ち込むことで敵集団を半壊させることも狙えます。
コンボ
- AA→Q→AA
- E→Q→AA
- E→Q→AA→W→W→AA
- E→Q→AA→W→W→AA→R→AA
スキルの間にしっかりAAを挟んでダメージを出しましょう。EとWは自衛スキルでもあるため使っていいかどうかよく考えておく必要があります。
サモナースペル
チャンピオンの性質上スキルを連発しがちなためマナが枯渇しやすいです。ミッドの場合はテレポートを持ってレーンにいられる時間を増やしましょう。
ボットレーンの場合はレーナーかサポートどちらかがヒールを持つようにしましょう。
ルーン
秘儀の彗星はスロー付きのEで当てやすくダメージに優れるほか、集団戦で敵集団をまとめて狙うジグスと好相性です。
とにかくスキルをよく使うチャンピオンのためマナフローバンドやビスケットでマナを補強しておきましょう。
ルーンのかけら(シャード)
- アダプティプフォース
- アダプティプフォース
- 物理防御 or 魔法防御
一番下は対面に応じて選択しましょう。
ビルド
スタートアイテム
魔力と体力、マナを得られるドランリングスタートです。
対面が余裕な場合は女神の涙スタートでもOKです。
コアアイテム
魔力とマナ、スキルヘイストと欲しい物が一通り手に入り弾数の多いEとも相性が良いライアンドリーの苦悶、大量のマナが手に入るアークエンジェルスタッフをコアアイテムとします。
400ゴールド余ったタイミングで女神の涙を買いスタックを溜めておきましょう。
選択肢
重症(回復阻害)効果のある忘却のオーブからの派生であるモレロノミコン、魔法防御貫通が上がりシールド持ちに特に効果的なシャドウフレイム、バーストダメージや強力なCCをかわせるゾーニャの砂時計、対タンクの悪魔の抱擁などが選択肢です。
最終ビルド
最終ビルドの一例です。
カウンターピック
有利マッチアップ
アジール、ベイガー、ライズなど後半型のチャンピオンに対してはレーンでいじめ抜くことができるうえタワー獲得まで狙えます。
また、ブリンク先がミニオンに限定されるヤスオに対は地雷を複数踏ませやすく、仮に接近を許しても瞬殺はされないためWで距離を取ることができるため有利です。
不利マッチアップ
ブリンクで接近し、高いバーストダメージでワンコンボキルを狙ってくるダイアナやフィズなどのアサシンチャンピオンを苦手とします。
メイジカウンターのカサディンには序盤を耐えられてしまい、やはりブリンクからのワンコンボで倒されてしまうほか、中盤以降ジグスや味方のADCがキャッチで倒されてしまう危険も高いです。