シンドラ:暗黒の女王(Syndra: the Dark Sovereign)のチャンピオン紹介です。QとRで召喚したダークスフィアを操り戦うメイジ。活躍できる条件は厳しいものの、相性のいい相手にはとことん強く、適切にピックできれば驚異的な強さを発揮します。
シンドラはバーストダメージが特徴のメイジですが、バーストを出すためにはダークスフィアを召喚・維持しながら相手との位置関係を調整する準備時間を必要とします。
レーン戦をしながらこの前準備を整えやすい相手や、集団戦でこれらの準備をしやすそうな構成状況の時ににピックしましょう。
目次
レーン戦での立ち回り
スキル射程が長めでハラスが得意。また、R以外のスキルは全てAoEのためプッシュも早く、レーン戦は強めの部類。ただし、パッシブスキルが有効になるのは最速でもレベル9のため序盤は実質パッシブがありません。
シンドラの難しい点はここにあります。序盤がめちゃくちゃ強いわけではないのに、終盤の大規模な集団戦も特別強いわけではなく、突出して強い時間帯(パワースパイク)は試合中盤となります。
しっかり序盤から有利を取りつつ、Qのスキルレベルが最大になるレベル9からは畳み掛けるように対面やジャングラーをキルしてマップ中央部を制圧、そしてジャングラーとともに各タワーの獲得を狙いましょう。
集団戦での立ち回り
集団戦はかなり難しめです。シンドラがダメージを出すためには戦場にいくつかのダークスフィアを召喚し維持しておく必要があるため、突発的な戦闘や位置が大きく移動する追撃戦・撤退戦はあまり得意ではありません。
また、Eのスタンは強力ですがダークスフィアは敵にも視認可能なため警戒されやすく、射程も縦方向には長いものの横幅が狭いため、いつ、どの角度で打つのか瞬時の判断力が求められます。
これらの条件を整えやすくするためにもレーンの主導権を握り、川やドラゴンピットの視界有利を築いたうえでファイトに臨みましょう。
コンボ
- Q→E
- W→W→Q→AA
- E→F
- Q→R→E
ダメージを出すためにはダークスフィアの召喚と維持が重要です。ダークスフィアはWで掴むことで持続時間が延長されるため、Qでハラスする合間にWで残り持続時間が減ったスフィアを掴んで投げつけ、十分な数を揃えられるようにしましょう。
また、ダメージを出すにはダークスフィアをたくさん出してからRですが、集団戦では先にRを打ってダークスフィアを複数召喚し、Eで弾き飛ばすことで広範囲にスタンをばら撒くことも可能なため、状況に応じてどちらのコンボを使用するか選択しましょう。
サモナースペル
ダークスフィアを維持するにはQやWを回し続ける必要があり、必然的に序盤のマナがキツくなります。テレポートを持つことでマナ切れからのレーン復帰を補いましょう。
ルーン
通常攻撃やスキルで追加ダメージを発動できるエアリー召喚がメジャーです。マナフローバンドや至高はメイジと相性が良く、追火の追加ダメージは序盤主導権を握りたいシンドラと好相性です。
サブルーンはコラプトポーションと相性が良く、序盤からAAで敵を殴るシンドラと合う天啓のビスケットデリバリーとタイムワープトニックが人気です。
他には、シンドラはEがスタンではあるもののノックバックしてしまうため追撃に優れるフェイズラッシュや、単体バーストダメージを高める電撃などが選択肢です。
ルーンのかけら(シャード)
- 攻撃速度
- アダプティプフォース
- 物理防御 or 魔法防御
最下段の防御ルーンは対面に合わせて選択しましょう。
ビルド
スタートアイテム
or
コラプトポーションが理想ですが、CSが取りにくすぎるため、よほど自信のある人以外はドランリングスタートが良いでしょう。その場合はタイムワープトニックは別のルーンに変更しましょう。
コアアイテム
バーストダメージで敵を落としきれるよう、魔力と魔法防御貫通が上がるルーデンテンペストとシャドウフレイムをコアアイテムとします。
選択肢
防御スキルを持たないベタ足チャンプのため身を守るアイテムとしてゾーニャの砂時計、相手のキャリーがMRを積んできた場合にヴォイドスタッフ、スノーボール時に圧倒的な火力を誇るラバドンデスキャップなどが選択肢です。
最終ビルド
最終ビルドの一例です。
カウンターピック
得意なチャンピオン
ベイガー、ライズといった射程が短めで序盤はろくにダメージも出ないチャンピオン相手にはレーンで主導権を握りやすく、中盤のパワースパイクで畳み掛けることが容易です。
また、あまり見かけませんがハイマーディンガーのカウンターとして有名です。Wにより相手が設置したペットを移動させることが可能なため、タレットに依存するハイマーは機能不全に陥ります。
苦手なチャンピオン
ゼド、ルブランなど高い機動力とバーストダメージを持つアサシンを苦手とします。また、ヤスオは機動力が高くシンドラが戦いやすい位置関係を築いても簡単に修正されてしまううえ、シンドラのEやRをWで消滅させることができるためかなりのカウンターです。