スカーナー:水晶の尖兵(Skarner: the Crystal Vanguard)のチャンピオン紹介です。マップ上にクリスタルを作り出し敵味方の双方に陣地占領ミニゲームを強いるタンキーファイター。実装以来ずっとあまりにもピック率が低いネタチャンピオンです。
あまりにもピック率が低いため適正レーンと言っていいか微妙ですが、一応ジャングルチャンピオンということになっています。
目次
どういう時にピックするチャンピオンか
- 試合の勝ち負けは置いておいて、スカーナーを使ってみたい時
- バン/ピックの時点で試合の勝利が絶望的な時、ネタとして
基礎ステータスは高いもののスキルセットが貧弱で、他のチャンピオンを差し置いてスカーナーをピックすべき試合はまずありません。
一応チャンピオンとして存在する以上、どこかのパッチでOPとなる可能性もあるため触っておいて損はなさそうですが、リワークされる方が早いかもしれません。
レーン戦フェイズでの立ち回り
スカーナー最大の強みは唯一無二の強力なRですが、Rを覚えられるのは当然レベル6。
ジャングラーが1周目何もせずにリコールすると試合が終わるので何かしらのアクション、またはリアクションを起こす、最低でも起こそうとする必要があります。
一応ファイターだけあって殴り合いはそこそこ強いので対面のジャングラーがスカーナーよりも弱ければカニファイトや2v2を仕掛けることができます。
対面の方が強い場合敵と反対サイドへのガンクを狙う必要がありますが、スカーナーの場合、方向指定のEを当てた上でフラッシュAAでもしないとスタンが決まりません。
味方にCCがあったりうまくベイトしてくれれば刺さりますが、そうでない場合無駄に難しいというか、そもそも方向指定を当てる前提ならもっと強いチャンピオンが…って話になってしまいます。
レベル6以降は対象指定かつサプレッション付きのRで非常に強力なガンクができますが、レベル6以降強力なCCを以てガンクできるジャングラーとなるとヴァイ、ヘカリム、フィドルスティックス、ワーウィックなどなど、どうしてもスカーナーのチャンピオンパワーでは物足りなく感じます。
集団戦での立ち回り
集団戦よりは強力なRを活かしてキャッチを狙いましょう。といっても一人で落としきれる敵はそれほど多くないため味方と一緒に動き、複数人でキャッチする形を取りたいところ。
どうしても集団戦をやらざるを得ない場合、スカーナーはフロントラインとして敵の前衛と殴り合うことになります。幸いピールは得意な方なので、味方キャリーに張り付いてくる敵をEAAのスタンやRで剥がしてあげましょう。
コンボ
- W→E→AA→Q→AA→AA
- E→R→Q→AA(スタン)
- E→R→Q→AA(スタン)→E→AA(スタン)
Rを取得するまではWで加速して接近し、Eを当ててAAでスタン、その後QとAAで殴れるだけ殴るのがスカーナーの戦い方です。
R取得後はEを当てた後、すぐにAAを入れずにRを使うことで敵を拘束しつつEのクールダウンを一部解消、その後AAでスタンさせることで3秒もの間敵を拘束し続けることができます。
クールダウンをたくさん積んだり、Eを当てた後しばらく経ってからRを使う形になれば、その時点でEのクールダウンが上がり、最長で4.25秒もの間敵を拘束し続けることも可能です。
サモナースペル
スカーナーの場合、フラッシュがないと最初のガンクで敵をスタンさせられるか怪しいため必須です。
ルーン
対面に殴り勝つつもりであれば征服者。AS上昇はパッシブで十分な気もしますがレジェンド:迅速が頭一つ抜けて勝率が高いのは、川や敵ジャングル内でのファームや戦闘時のASが早いほうが良いためでしょう。
サブルーンはいくつか選択肢がありますが、魔導ルーンの水走りを持つことで川での移動速度と戦闘能力が上がり、川のクリスタルを占領しやすくなります。
他には天啓ルーンの疾駆はEを当てた後AAを入れなければならないスカーナーと好相性です。
ルーンのかけら(シャード)
- 攻撃速度
- アダプティプフォース
- 物理防御
ジャングラーの基本セット。
スキルオーダー
- レベル1でQ
- レベル2でE
- レベル3でW
- レベル4以降はE>Q>W>の優先順位で上げる
レベル4以降はQを上げたほうがファームは早くなりますが、Eを上げると前述の4.25秒スタンが狙えるようになります。
ビルド
スタートアイテム
接近手段に乏しいためなるべく氷雨の刃がほしいところ。
ただし敵ジャングラーと1v1をするつもりで、残炎のナイフがなければ勝てない相手の時はそちらを持ちましょう。
コアアイテム
EAAやQAAを基本的な攻撃手段とし、Qのクールダウンが短いスカーナーはトリニティーフォースとの相性が良好です。
また、ブーツはアイオニアブーツとすることで前述の4.25秒スタンを狙いやすくなります。
選択肢
キャッチ性能を高めるデッドマンプレート、重症(回復阻害)用のブランブルベストから派生するソーンメイル、魔法防御がほしい時の自然の力、スタックが溜まれば強力な冬の訪れ、クリティカル対策のランデュインオーメンなどが選択肢です。
最終ビルド
最終ビルドの一例です。
カウンターピック
有利マッチアップ
グウェンやマスター・イーといったいわゆるスカーミッシャーはCCで固めてしまえばただの柔らかい物体となるため、長時間スタンさせられるスカーナーはこれらのチャンピオンを得意とします。
不利マッチアップ
スカーナーのスタンはEを当てた後AAを入れなければならないため、キヤナやシャコ、タロンといったステルスチャンピオンには肝心のスタンをかわされてしまいます。