レナータ・グラスク:ケミテック長者のチャンピオン紹介です。条件付きながら通常スキルとしては破格の復活能力付きバフを付与することができるエンチャンター。新CCのバーサク状態は独特かつ強力で、うまく当てれば敵を同士討ちで壊滅させることも可能です。
目次
どういう時にピックするチャンピオンか
- 対面のサポートがメレーの時
- 対面の射程が短くAAとEでダメージ交換ができるとき
エンチャンター全般に言えることですがレーン戦さえ無難に過ごせれば集団戦は強く、試合時間が伸びるにつれ勝率が上がっていきます。
レナータのEは射程が短めなものの、味方にシールドを付与しつつ敵にスローとダメージを与える強力なスキルです。
Eを使ったハラスあるいはダメージ交換ができさえすれば強く、必然的にパッシブ付きのAAも入れやすいため、そういう相手に出せばレーン戦から有利に立ち回れる強力なピックとなります。
レーン戦での立ち回り
ミニオンを巻き込みながら進んでいくEでプッシュしつつ、AAとEを使ったダメージ交換で体力差を付けましょう。敵のミニオンが減ればフックスキルであるQも当てやすくなりキルチャンスが生まれます。
レナータには条件付きながら復活能力を付与するWがあるため相手はギリギリの戦いを仕掛けづらく、無難にレーン戦を過ごすことができれば強力なRを持つレナータは集団戦で多くの相手より大きな影響力を出すことができます。
集団戦での立ち回り
他のエンチャンター同様、味方のキャリーにWのバフとEのシールドを付与しながら戦います。
Qは飛び込んでくる敵を止めて味方のキャリーから引き剥がしたり、味方のCCに合わせて敵を拘束するほか、視界有利が取れていればキャッチにも使えます。2回目の発動で敵同士をぶつけるとスタンさせることができますが狙える場面はそう多くありません。
目玉スキルのRはうまく決めれば強力ですが、予備動作も弾速も遅く、なにも起きていない状態でRから仕掛けるのは難しいです。味方のCCに合わせたり、敵がオブジェクトを触っていて身動きを取りづらい状況を狙って撃ちましょう。
コンボ
- AA→E→AA
- Q→Q
レーン戦ではAA→EやE→AAを主軸に敵の体力を削っていきます。
サモナースペル
2v2のボットレーンでは相手のヒールを阻害できるイグナイトが強力です。
ルーン
エアリー召喚を持つことでEだけでなくWでもシールドを付与することができるようになり、サポートアイテムを発動させやすくなります。
また、レナータのマナが枯渇しやすいという欠点も魔導ルーンならマナフローバンドで補うことができます。
サブルーンはさらにマナを補強できる天啓のビスケットデリバリーのほか、メレーのオールインで倒されにくくなる不滅のボーンアーマー、生気付与なども選択肢です。
ルーンのかけら(シャード)
- スキルヘイスト
- 物理防御
- 好きなもの
レナータは全てのスキルのクールダウンが長いためスキルヘイストの恩恵が大きいです。
スキルオーダー
- レベル1でE
- レベル2でQ
- レベル3でW
- レベル4以降はR>E>W>Qの優先順位で上げる
ミニオンを巻き込みながら対面にハラスできるEは最初に取るスキルとして非常に優秀。レベル2先行をしやすくするとともに体力差をつけることを狙います。
レベル2になるとともにQを取得しオールインでキルを狙うのが鉄板ムーブです。
ビルド
スタートアイテム
マナ回復のあるスペルシーフエッジが合いますが、ルーンで十分に補える場合はレリックシールドも悪くありません。
コアアイテム
帝国の司令やシュレリアの戦歌も悪くありませんが、ソラリのロケットを持った時の勝率が頭一つ抜けて高いです。
ルーンとファーストアイテムでマナ周りを補うためそれ以上マナ回復を積んでも恩恵が薄いのと、エンチャンター自身が柔らかすぎると集団戦でフォーカスされやすく立ち回りづらい点をソラリのロケットであれば補うことができます。
選択肢
重症(回復阻害)アイテムとして最高のコスパを誇るケミテックピュートリファイアー、味方がAS系ADCの時に強力なアーデントセンサー、味方のAPキャリーが育っている時に強力なフローウォータースタッフ、敵の奇襲から身を守るためのゾーニャの砂時計などが選択肢です。
最終ビルド
最終ビルドの一例です。
カウンターピック
有利マッチアップ
ラカン、マオカイ、スレッシュといった中射程のチャンピオンの相手を特に得意とします。
その他ノーチラス、パイク、アリスター、ブラウム、レオナなど多くのメレーチャンピオンに対しては有利です。
不利マッチアップ
レナータが何もできない射程から延々とハラスしてくるゼラス、長射程からのオールインコンボが強力なザイラなどを苦手とします。
また、タリックはRで一定時間チーム全員が完全無敵になって突っ込んでくるため、集団戦でレナータのRが機能しにくいです。