ナフィーリ:百刃の猟犬(Naafiri:the Hound of a hundred bites)のチャンピオン紹介です。クラスは純アサシンとなっていますがまったくもってアサシンっぽくない、ファイターに近いような、そうでもないような、そんなチャンピオンです。
主にピックされているのはミッドレーン、次いでトップレーン。パッチ13.14の実装後すぐにナーフされていはいるものの、新チャンピオンだけあってかなり強めに調整されています。
この記事では最もピック率の高いミッドレーンを軸に解説します。
目次
どんな時にピックするチャンピオンか
- ミッドで先出しピックの時
- ミッドで後出しのカウンターピックとして
- トップで後出しのカウンターピックとして
特筆すべきはパッチ13.16現在、ミッドレーンで明確な不利マッチアップが存在しないこと。クラスはアサシンなのに主力スキルであるQの射程は900とメイジ並み、逃げブリンクは短いもののミッドレーンの距離であれば十分です。
トップレーンだとそれなりに苦手な相手が複数いるため先出しは厳しいものの、一部のチャンピオンのカウンターとして極めて有効に機能し得るため、後出しのカウンターピック要因となります。
アサシンはコンボ練習するだけなので操作が簡単な部類ですが、ナフィーリはコンボらしいコンボすらないため2~3回使っておけばカウンター要因として十分に機能します。
レーン戦での立ち回り
- Qを2回とも当てる
- Eを使ってダメージ交換
- チャンス時にWからオールインして倒す
- セレイテッドダークを買う
- レベル6になるウェーブをプッシュしてボットガンク
- スノーボール
アサシンなので序盤は強め。射程の長いQでハラスしつつ、チャンス時にオールインしてキルを狙います。
ナフィーリ自体が非常にわかりやすいチャンピオン(=敵からもわかりやすい)ため、対面を倒すチャンスはそうそうありません。キルまでいかなくてもレーンの主導権は握っておき、レベル6以降自由にロームできるようにしましょう。
集団戦での立ち回り
集団戦をしません。敵がグループできないように先回りして倒すのがアサシンの狙いです。
ドラゴンが湧く30秒前あたりには誰かしら倒しておきましょう。
コンボ
- W → Q1 → E → AA → Q2 → AA
- R → W → Q1 → E → AA → Q2 → AA
実質的にコンボがワンパターンしかない。
敵と距離を詰めるためのスキルがWだけなうえ、そのWも予備動作が長くバレバレ。しかも間に敵チャンピオンがいるとブロックされてしまう。
R使用後最初の攻撃(つまり突っ込んだタイミング)でシールドを張り、突っ込むのはいいがその後無敵スキルも逃げスキルもない。
使用感としてはアサシンというよりダイバーに近い。
ではファイターっぽいのかというと別に殴り合いたいわけでもない。特にレーン戦では方向指定のQを2回とも当てられるかどうかが重要で、そう考えるとポークメイジっぽくもある。
サモナースペル
or
アサシンなので当然イグナイト、でもなく、妙にハラスが強いせいでテレポートも選択肢に入ります。
ここはルーンとセットで、電撃や征服者ならイグナイト、ファーストストライクならテレポートとなります。
ルーン
候補はいくつかあり、電撃、征服者、ファーストストライクなど対面に応じて選びます。今回はファーストストライクルーン。
※ちなみに電撃はQ1→P→Q2で発動します
長射程のQハラスでお金を稼ぎ、レベル6以降はロームからの先制攻撃でお金を稼ぐルーン。
2段目:魔法の靴
3段目:ビスケットデリバリー
4段目:宇宙の英知
サブルーン:サドンインパクト、貪欲な賞金首狩り or 巧妙な賞金首狩り
ルーンのかけら(シャード)
- アダプティプフォース
- アダプティプフォース
- 好きなもの
スキルオーダー
- レベル1でQ
- レベル2でE
- レベル3でW
- レベル4以降はR>Q>E>Wの優先順位で上げる
ビルド
スタートアイテム
ロングソードスタートならファーストリコールでセレイテッドダークを確実に買える。そしてレベル6ボットガンクを決めるのがアサシンの基本ルート。
コアアイテム
or
突っ込んだ後に逃げも隠れもできないのでシールド付きの赤月の刃が欲しい。
スノーボールに成功していて敵が柔らかいチャンピオンばかりならドラクサーが強い。
ブーツ
or or
アサシンは序盤でキルを取ってスノーボールできるかどうかが全てなので基本アイオニアブーツ。
失敗するとプレートスチールキャップやマーキュリーブーツを積まざるを得なくなりますが、その時点でもうだいぶ厳しい。
選択肢
ペットの攻撃でスタックが溜まるのでブラッククリーバーとすごく相性が良い。
突っ込んだ後無防備なのでナイトエッジが欲しい。というかWのダッシュ中は群れの同胞が対象指定不可になってしまうのでコレがないと完全に無防備なまま突っ込むことになる。
3コア出したあたりで試合を決めれなかったら出番終了。あとは固くするなりストップウォッチやGAで時間を稼いで味方を頼ることになる。
最終ビルド
最終ビルドの一例です。
カウンターピック
有利マッチアップ
ゾーイやコーキといった射程の長さで弱さをごまかすポークメイジ、サイラスやアカリなどメレーに対してのみ強いけれどほかはさっぱりなチャンピオンには勝率60%を超える大幅有利です。
※10人中たった1人がカウンターピックしただけでチームの勝率が60%に跳ね上がってしまうのはかなりひどい
不利マッチアップ
パッチ13.16現在、ミッドレーンにおいて明確なカウンターが存在しません。
まだ戦えそうなのがゼドとマルファイト。
ゼドならナフィーリのポークに付き合えるし、飛び込まれてもメレー同士、最悪逃げることもできる。
マルファイトの場合はシールドとQで削って味方がガンクに来た時にRでドーン。