ミッドレーンで先出しできるチャンピオン一覧

ミッドレーンで先出しできるチャンピオン一覧

ミッドレーンで先出しできるチャンピオンの条件とその一覧について解説します。そのためにまずミッドレーンの役割と特徴から振り返っていきましょう。

目次

ミッドレーナーの役割

ミッドレーナーの主な役割は次の2つ。

  1. 序盤はジャングルの動きを助けること
  2. 中盤以降はメイジなら集団戦の要、アサシンなら集団戦を起こさせないようオブジェクトが湧く前に敵をアサシンすること

2つと書いたけれど、LOLは序盤に有利を取ったチームが相手がミスをするまで主導権を取り続けるゲームです。

つまり1がダメなら自動的に2もダメになる。別の言い方をするなら、1ができないとミッドレーナーとしては話にならない。

いわゆるミッドチャンピオンとされているものは1がクリアしやすく、1をクリアすれば自動的に2の遂行に移りやすいチャンピオンなわけです。

ジャングルの動きを助けるとはどういうことか

例えば最初のリフトスカトルが湧くのはパッチ13現在は3:30秒。

この時味方のミッドレーナーが大量のミニオンを押し付けられてタワーに磔にされていた場合、川に敵が2人(ミッドとジャングラー)いるのに対し、味方はジャングラー1人だけ。1v2なので遭遇した場合は逃げるしかありません。

お互いのジャングラーがドラゴンを取るためにボットガンクを狙って3v3が起きることがあります。

この時片方のミッドレーナーがレーンをプッシュし終えて一緒にガンクに向かっていた場合、4v3となるため高確率で4の側が勝つでしょう。

一緒に向かっていなくても、3v3は長引くことがあるため先にレーンをプッシュし切って駆け付けたミッドレーナーの側が勝つ確率が高い。

このようにミッドがプッシュしている側のジャングラーは常にミッドレーナーのバックアップ(後援)を受けている状態にあるため、逆にミッドが押し込まれている側のジャングラーは思うように行動することができません。

だからこそ皆、可能なら序盤にミッドレーンをガンクして試合そのものの主導権を握ろうとするわけです。

ミッドの相性差はどの程度響くのか

相性差が大きい順

トップ>>>>>ミッド>>サポート≧ボット>ジャングル

ミッドはソロレーンではありますが、同じくソロレーンのトップとは色々な面で異なります。

  • ジャングラーが上側下側どちらにいる時でもレーンに介入できる
  • レーンが短い
  • レンジが多い(中盤以降集団戦が強いチャンピオンとなるとメイジが多い)
  • あらゆるオブジェクトに近いため常に他からの介入を受けやすい

一応1v1のレーンなのでトップに次いでチャンピオンの相性差は出やすいのですが、前述の事情から実質的にジャングラーとの2v2でもあり、場合によってはサポートやトップレーナーもロームしてくることがある激戦区です。

そのためトップほど1v1の相性が響かず、その代わりに2v2や3v3など小規模戦の強さが重要となります。

わかりやすく言えば

  • トップの先出しは鼻くそほじりながらYouTubeを見つつプレイしたい
  • ミッドの先出しは少々不利程度なので一応真面目にやる
  • それ以外は先出しだろうとやる気満々でできる

これくらいの違いがあります。

ミッドで先出しできるチャンピオンの条件

  1. 特定の場合のみに出す専用ピックではないこと
  2. 序盤からある程度プッシュ力があること
  3. 遠距離からミニオンウェーブを削る手段を持っていること
  4. CCがありレーンやジャングルでの2v2や3v3が強いこと

1つずつみていきましょう。

1.特定の場合のみに出す専用ピックではないこと

カサディンマルファイトヤスオ

わざわざ言うまでもないことですが、後出し専用のチャンピオン(カサディン、マルファイト、ヤスオなど)は先出しできません。

これらのチャンピオンは特定の条件を満たした場合のみ高いパワーを発揮できるよう調整されており、そのぶんそれ以外の状況でピックすると貧弱です。

2.序盤からある程度プッシュ力があること

アーリオリアナ

アーリやオリアナのように序盤からある程度プッシュ力があればスカトルやドラゴンのタイミングに合わせてウェーブを押し込みやすいです。

逆に押されるとしてもタワーまで押し込まれる展開にはなりづらいため、その場合はガンクのチャンスが十分にありますし、ウェーブを固めていればワンテンポ遅れで追いかける選択肢も残ります。

※ミッドが引いているのに味方のジャングラーがガンクもせずスカトルを取りに行って倒されるようならその試合は終わり。というかジャングル1周目で倒されるレベルの下手クソを味方に引いてしまっている時点で試合に勝つのは厳しい。

逆に、カサディンやアカリ、ブラッドミアのように序盤のプッシュ力があまりにも低すぎると、押し込まれたウェーブを処理するのに時間がかかりすぎてしまうため、相手のミッドレーナー(=となると敵ジャングラーも)が自由に動ける時間が長すぎます。

3.遠距離からミニオンウェーブを削る手段を持っていること

2とほぼ同じです。

例えばイレリアやフィズのように遠距離からウェーブに触れる手段が皆無だと、相手にミニオンを溜めて押し込まれてしまいます。

そうなるとミニオン処理に時間がかかってしまうため、やはり敵が自由に動く時間が長すぎます。

4.CCがありレーンやジャングルでの2v2や3v3が強いこと

ヴェックスニーコ

前述のとおりミッドレーンは1v1よりも、2v2や3v3など誰かと共に戦うことが多いです。

ガンクにしろジャングルファイトにしろ、2人ともがCCを持っていればどちらからでも仕掛けることができるため、避けにくい角度に追い込みやすく、またCCがヒットした際にチェインできるためキルまで繋がりやすいです。

先出しである以上、大なり小なり不利対面を強いられることになりますので、こういった多人数戦こそが不利を逆転できるチャンスです。ものにしやすいチャンピオンを選びましょう。

ミッドで先出しできるチャンピオン一覧

以上を踏まえてミッドレーンで先出しできるチャンピオンの一覧をリストアップしてみましょう。

ただこのあたりはパッチによるバフ/ナーフやリワーク、新チャンピオンの登場で多少変わってしまうこともあるため、現時点(パッチ13.7)を前提とします。

ぶっちゃけ序盤のプッシュ力さえあればよく、トップの先出しほど難しくないため、リストだけにして詳細は割愛します。

このエントリーをはてなブックマークに追加