ラックス:光の才女(Lux: the Lady of Luminosity)のチャンピオン紹介です。全体的に射程が長くAPレシオが高い典型的なアーティラリー、ポークメイジで、本来はミッドレーナーのはずが、いつの間にかトロールサポートの代名詞的な存在となっています。
主にミッドとサポートでピックされるチャンピオンですが、ここでは主にミッドラックスに焦点を当ててご紹介します。ただ、あまりにもいわくつきのチャンピオンなので、ところどころサポートラックスとの違いについても触れておこうと思います。
詳細は後述します。
目次
- ラックスのチャンピオン設計
- ラックスサポートはなぜこれほどまで嫌われるのか
- どんな時にピックするチャンピオンか
- レーン戦での立ち回り
- 集団戦での立ち回り
- コンボ
- サモナースペル
- ルーン
- スキルオーダー
- ビルド
- カウンターピック
ラックスのチャンピオン設計
ラックスを理解するには少しだけラックスの歴史とチャンピオン設計について触れておく方がわかりやすいです。
ラックスはスキルセットやステータスを見れば、
- ミニオン処理性能が高い
- 遠くからでもミニオンを処理できる(敵のシージからタワーを守りやすい)
- スキルレベルへの依存度が高い
- APレシオが高く装備依存度も高い
- Rは純粋なダメージスキルでミニオンも巻き込む
と、ミッド適正が高いことは一目瞭然です。
ではなぜサポート運用されるかというと、
- 広範囲スロウのE
- ピールに使いやすいQ
- そして何よりWはシールド量が多く、往復でヒットするためロングトレードに強い
など、適切にピック・運用すればサポートでも活躍できる一面を持っています。
ラックスサポートはなぜこれほどまで嫌われるのか
ではなぜラックスサポートがこれほどまでにLOLプレイヤーに嫌われているかというと、「トロールがサポートでラックスをピックして、ミッドラックスとして運用するため」です。
サポートラックスは強力なシールドが強みなので、プロシーンでピックされればW上げ、EやQはサポートとしてのCCなので火力は不要で、アイテムも当然エンチャンターとしてのアイテムを積みます。
しかし当時サポートを嫌々プレイしていたソロQプレイヤー達は「ラックスはプロでもサポートでもピックされた。だからラックスでサポートへ行ってもいいんだ」と、事の表面だけを見て免罪符としたのが始まりです。(後にザイラやニダリーでも似たような事態が発生します。)
当然彼らはミッドラックスと同じようにE上げをしてAPアイテムを積みます。するとどうでしょう、Eでハラスする度にミニオンを何体も倒してしまいます。ADCを盾に後ろでコソコソしながらRでキルスチールしていきます。そのくせ肝心のWシールドは薄くて使い物になりません。
当然ADCや他のチームメンバーはブチギレますが、流行りとは怖いもの。一度APラックスサポートが流行ってしまうと今や統計サイトにそれが多数派として掲載され、それを見た初心者がビルドをコピペする。そうしてまた統計サイトでは多数派のビルドとしてカウントされていく。
高レートはサポートをやりたくないから免罪符を振りかざし確信犯でAPラックスをやる。低レートはわけもわからず自陣を攻撃する。こうして「サポートラックス=トロール」というイメージは確かなものとして定着していきました。
どんな時にピックするチャンピオンか
以下、特別記載がない限りはミッドラックスを前提に書いていきます。
- とりあえず先出しピックしてもOK
- 特に相手が短射程のメイジの時に後出しすると強い
- アサシンメタの時は少し使いづらいが、先出しピックとしての仕事は十分に可能
ミッドレーナーの極めて重要な仕事は「最も重要なミッドタワーを守ること」「ミッド周辺での戦闘にはできる限り参加すること」の2つです。
ポークメイジはこの両方を満たしやすく、ミッドレーンでピックする限りは一定の活躍が見込めます。
また、ラックスのようなポークメイジが苦手とするのはアサシン系統のため、多少の不利が付いたとしてもウェーブを処理できなくなったり、タワーがゴリゴリ削られることはありません。これは先出しピックとしては随分マシな方です。
射程が長いため集団戦への参加が多少遅れても遠くから参戦可能、場合によってはミッドタワー下からRだけ即座に参加できたりもします。先出しとしては手堅くスキの少ないピックです。
※そもそもミッドは多人数戦が多くレーンも短いため相性差はトップほど激しくない。
レーン戦での立ち回り
- Eでハラス
- チャンス時、あるいは敵が突っ込んできたらQ
- ダメージ交換に勝てるならパッシブ付きAAもガンガン入れていく
- ジャングラーを絡めた2v2ではWのシールドを味方に投げながら戦う
ラックスのようなポークメイジは駆け引きの要素が薄く、長距離から一方的にハラスし続け、敵が無理な動きをした時に咎める形になります。
ただし忘れてはいけないのはラックスはパッシブによりAAが強いチャンピオン。AA射程まで入って問題ない相手やシーンではガンガンAAを入れていきましょう。そういう積極性と戦闘センスがミッドレーナーには求められます。
※スキルセット的にもAAをちゃんと入れないとキルが取れないダメージ量に調整されている。
集団戦での立ち回り
- 味方と合流してオブジェクト前に先に陣取ってポーク
- 集団戦中は立ち位置を選びつつダメージを出し続ける
ポークメイジなので中盤以降はソロプッシュできない。なのでサイドレーンのミニオンをささっと処理して味方に合流を繰り返す動きになる。
射程が長くスキルの回転もまずまず速いので立ち位置を間違えなければ集団戦でダメージを出し続けられる。立ち位置は単純に敵から遠ければいいわけではなく、敵が飛び込んできた時に味方のワーデンやサポートに守ってもらいやすいよう味方と離れすぎないようにする。
※LOL初心者あるあるで、ひたすら下がっていれば安全という誤解がある。アサシンからすれば味方と離れて浮いているチャンピオンはいいカモだし、そもそも下がりすぎるとダメージが出せない。集団戦の目的は倒されないことではなく、集団戦に勝ってオブジェクトを取ること。
コンボ
- Q → F
- Eスロウ → Q → AA(パッシブ) → E爆発 → AA(パッシブ)
- Q → E投げ → AA(パッシブ) → E爆発 → AA(パッシブ)
- Eスロウ → Q → AA(パッシブ) → E爆発 → R(パッシブ) → AA(パッシブ)
- Q → E投げ → AA(パッシブ) → E爆発 → R(パッシブ) → AA(パッシブ)
- Eスロウ → Q → R(パッシブ) → E爆発(パッシブ)
- Q → E投げ → R(パッシブ) → E爆発(パッシブ)
スキルを当てた後にAAやRで追加ダメージを与えるパッシブがある。ラックスでどれだけダメージを出せるかはこのパッシブをどれだけ消化できるかにかかっていると言ってもいい。
コンボはEとQどちらからでも可能だが、Eでスロウを与えてからQを撃つ方が当てやすい。ただしEは単発ハラスでもよく使うので、毎回コンボを狙わなくてもいい。
できる限りAAを挟んだコンボをしたいけれど、AAを撃ちに行ける状況かどうかを瞬時に判断するのがラックスのコツ。AAできない時はスキルだけのコンボを撃つこともあるが、全部それだとあまりにも弱い。
サモナースペル
+
or ![]()
序盤そこまでマナに余裕がないのと、ミッドレーンは絶対に空けられないため基本はテレポート。
対面がアサシンなどバーストが高い場合はバリアを持った方が良い。理想をいえばバリアよりイグゾーストの方が強いけど、タイミングがシビアなのと、フィズにRから入られた時とか使えないシーンもある。
ルーン
キーストーンの候補は秘儀の彗星、魂の収穫、ファーストストライクなど。ここでは秘儀の彗星ビルドをご紹介します。

キーストーンは秘儀の彗星。無難なキーストーンで、Eにスロウが付いているのでほぼ当たるし、スケールも十分に高い。
2段目:マナフローバンド。ロストチャプターを積めばマナに余裕はできるけど、ミッドはとにかく戦闘機会が多い。
3段目:至高。スキル回転率を上げてハラスとポークの頻度を上げていく。
4段目:追火 or 強まる嵐。ラックスはAPレシオも高く中盤以降の集団戦で活躍するタイプなので、なるべく強まる嵐を積みたい。
サブルーン:追い打ち+至極の賞金首狩り。サブルーンは対策に使うことも多いので欲しいものを積んでいく。
ルーンのかけら(シャード)
- 好きなもの
- アダプティプフォース
- 体力+65 or スケーリング体力
最上段、対面次第で、AAをガシガシ入れられる相手なら攻撃速度を持った方がパッシブAAを入れやすい。
最下段、序盤にダメージトレードが多くなりそうなら体力+65の方がいい。
スキルオーダー
- レベル1でE
- レベル2でQ
- レベル3でE
- レベル4でW
- レベル5以降はR>E>Q>Wの優先順位で上げる
ミッドなのでWの優先度は低い。レベル3でEを上げてハラスを強化した方がレーンの主導権が取りやすく、この後に待ち構えるカニファイトに先に駆け付けやすい。
ビルド
スタートアイテム



ドランリングを持って対面にガシガシハラスしながらマナを回復していく。ポークメイジは一方的な長射程でハラスできるので効果を発動しやすい。
コアアイテム


初手ルーデンエコーを積めばEだけで驚異的なプッシュ性能になり、付近の戦闘に対面よりも先に参加しやすい。
余裕があればダークシールを挟んでスタックを溜めていく。
ブーツ

魔法防御貫通の靴。
%貫通の後に固定値が計算されるのでコレがあるとないとでは大違い。ミッドクエストでブーツがアップグレードされるので効果はさらに大きい。
選択肢






ラックスはとにかく魔力と魔法防御貫通を積んでいく。
ポークメイジなので立ち位置を間違えない限りは倒されにくい。ゾーニャの砂時計やバンシーヴェールといった防御的なアイテムはなるべく積みたくない。
最終ビルド






最終ビルドの一例です。
カウンターピック
有利マッチアップ


リサンドラ、ヴェックス、マルザハールなどの短射程メイジに対して強い。相手の射程外から一方的にハラスし続けられるし、相手は機動力もないのでほとんど何もできない。
また、スカーミッシャーでもヨネ相手は例外的に有利。ヨネがミッドレーナーとしては序盤弱すぎることと、軌道が直線的なので弾速の遅いQを合わせやすい。ついでにヨネプレイヤーは溜まったQを使わずにはいられない発作持ちなので勝手に倒されに来てくれる。
不利マッチアップ


ナフィーリ、イレリア、ヤスオといった機動力の高いスカーミッシャーを苦手とします。Qは弾速が遅く避けられやすいうえに、これらのチャンピオンはプッシュも速いためミニオンを押し付けて時間を作ることが難しい。
ローテーションの際に遭遇すると瞬殺される。
また、ポークメイジはレーン外でアサシンに遭遇すると最も倒されやすいので、Eで視界を取りつつ注意を払いながら歩くこと。
