ジャックス:最強の武器使い(Jax: Grandmaster at Arms)のチャンピオン紹介です。AAを完全に無効化するEによりトップレーンの後出しチャンピオンとして非常に強力で、高いスケーリングで中盤以降加速度的に対面をボコボコにするファイターです。
スケーリングチャンピオンの例に漏れず序盤は弱め。
AA主体のうえにHPとARの伸びが悪いため装備依存度が高く、全ての通常スキルのCDがスキルレベルにより大きく短縮されるためレベル依存度も高い。つまりスケーリングチャンピオンとはいえレーンで勝っている状態でこそその真価を発揮します。
AAを完全に無効化できるEにより同じくAA主体のファイターチャンピオンに対してはかなり強いため、相手を見定めて後出ししましょう。
育った後はAA強化スキルとASバフによる非常に高いDPS、物理と魔法のミックスダメージ、味方やワードにも飛べるブリンクにより追撃も逃走も得意と、非常に対処しづらいため大きな活躍が見込めます。
目次
レーン戦での立ち回り
ジャックスで重要なのはEを使うタイミング。
相手がトリンダメアやイレリアといったASタイプであればEを使った状態で殴り合えば一方的にダメージを与えることができますし、相手がカミールであればQ2段目を防ぐように使えばまずダメージトレードに勝てます。
また、ジャックスのEにはAoEダメージを低減する効果もあるためガレンのEやエイトロックスのQに対しても一応の効果はありますが、こういった相手にはまずジャックスを出さないので覚える必要はありません。
ここさえ押さえて戦えばレーンは圧勝とはいかなくてもまず勝つことができます。あとはレベルや装備が整うにつれジャックスがスケーリングしどんどん有利になっていきます。
集団戦での立ち回り
AA主体のチャンピオンであり、スキルもE以外は全て単体ダメージのため集団戦はあまり得意ではありません。
相手がAAチャンプばかりの構成であったり、Eで複数人スタンできそうな場合は活躍が見込めますが、好んで集団戦に参加するチャンピオンではないということは念頭に置いておきましょう。
事故がなければ中盤以降のジャックスは1v1最強になっているはずなのでスプリットプッシュをして、相手が1人なら倒して直進、相手が複数人であればワードブリンクなどを駆使して逃げましょう。
もちろん育ち具合や囲みに来たチャンピオンによっては1v3くらいまでは勝てるポテンシャルはあります。
コンボ
- AA→W→AA
- Q→AA→W→AA
- Q→AA→W→E→AA→AA→AA
- Q→R→AA→W→E→AA→AA→AA
ジャックスのWはAAタイマーをリセットするため基本的にAA→Wの順で打ちましょう。
サモナースペル
ジャックスはプッシュ力が低く、遠距離スキルもないためレーンを押しきれません。ウェーブ状況を有利にしてリコールするのが難しいためテレポートを持ちましょう。
ルーン
AA主体チャンピオンのためリーサルテンポとは非常に相性が良く、手数が多いため征服者とも好相性です。現パッチで強い方を持ちましょう。
サブルーンは天啓のビスケットセットにしておくと相手を追いかけて殴りやすいです。
ルーンのかけら(シャード)
- 攻撃速度
- アダプティプフォース
- 物理防御
一番下は対面に合わせてですが、後出しする関係上まず物理防御になるでしょう。
ビルド
スタートアイテム
タイムワープトニックを持つならコラプトポーション。ただしラストヒットを取るのが難しくなるため自信がなければドランブレードを持っていきましょう。
コアアイテム
AD、AS、HP、スキルヘイストとAAダメージ強化と欲しい物が全て手に入るトリニティフォース、AAに相手の現在体力割合ダメージを追加しライフスティールも手に入るルインドキングブレードをコアアイテムとします。
この2つはどちらを先に出してもいいのですが、初手でヴァンパイアセプターを出したい場合はルインドキングブレードを選ぶといいでしょう。
選択肢
RでARとMRが上がるためADとHPを積んでいくことで火力と耐久を両立できます。
ランデュインオーメンなどの対策アイテムは別途必要になることもあるため必要に応じて検討しましょう。
最終ビルド
最終ビルドの一例です。
カウンターピック
有利マッチアップ
トリンダメア、イレリア、シェンなどAA主体のチャンピオンに対して有利です。
不利マッチアップ
ガレン、リヴェンなどスキル主体のファイターやポッピー、オーンなど序盤のジャックスの弱さを咎めるだけのダメージが出るタンクを苦手とします。