フィズ(Fizz)

フィズ(Fizz)

フィズ:波間のトリックスター(Fizz: the Tidal Trickster)のチャンピオン紹介です。高い機動力とバーストダメージ、長距離Rによるキャッチ力を持つ典型的なAPアサシン。最大の特徴は相手のスキルを無効化するEで、おそらくは名前の由来も英語fizzleから。

※fizzleは実験が失敗することなどを意味する英語で、MTGの用語として日本語でも「フィズる」という言葉がゲーマーの間で有名になりました。とはいえパッチ13.16現在、フィズらせるスキルやアイテムが増えすぎてフィズの特徴でもなんでもなくなっている感があります。

目次

どんな時にピックするチャンピオンか

  • 対面がポークメイジの時
  • そのほか対面が自衛力がなく懐に入られると弱いメイジの時

ミッドアサシンなのでカウンターピック要因。当然有利な相手にだけピックします。

2つのブリンクスキルと射程の長いRによるキャッチ力を活かし相手を捕まえ、バーストダメージでキルするお手本のようなアサシンチャンピオン。

プレイングというか、レーニングもコンボもあまりにテンプレートなのでアサシン入門用のチャンピオンとして初心者におすすめです。

※その分狙いはバレバレなのだけど、きちんと有利な相手に出せば知っていても対処が難しい理不尽なチャンピオンとして有名…だった。

レーン戦での立ち回り

  • レベル3まで大人しくファーム(絶対にレーンを押そうとしてはいけない)
  • レベル3以降はチャンス時に突っ込んで対面を倒す
  • レベル6以降はRによる遠距離からのキャッチが可能
  • 特に味方のガンク時はミニオンにQ → Rのガンク合わせが強力
  • 対面がヒヨるなら敵ジャングラーの位置を読んでアサシンする
  • あるいはRを持ってボットガンク

フィズのレーン戦はほとんどテンプレート。というのもレベル1と2が弱すぎて選択肢がまったくないためです。

それでいてフィズは明確に序盤型のチャンピオン。活躍できる時間があまりにも限られすぎています。(イブリンの次くらいに活躍できる時間が短い)

※APアサシンは魔法防御を積まれたら終了なのだけど、フィズの場合Rが分かりやすすぎてゾーニャの砂時計を買った相手は倒せなくなる。

つまりレベル3から対面がゾーニャの砂時計を完成させるまでの間になんとしてもスノーボールしなければならない。(試合が進むごとにどんどん倒せる相手が減っていく)

集団戦での立ち回り

集団戦をしません。アサシン全般に言えることですが少数戦や奇襲に性能を振っているぶん、まともにやり合うのは弱すぎる。

そのため

  • ドラゴンが湧く30秒前を目安に茂みに潜んでおく
  • 視界を取りに来た敵のサポートやジャングラーを倒す
  • 人数差が付くのでオブジェクトが取れる
  • 以降繰り返し

となります。

※暗殺失敗して死ぬのは仕方がないけれど、ヒヨって暗殺に挑戦しないならアサシンをピックすることがそもそもの間違い。

コンボ

  • Q → AA → W
  • Q → AA → W → E
  • R → E → AA → W → Q
  • ミニオンにQ → R
  • E → F

正直フィズのコンボはあんまりアサシンっぽくない。発生の遅いスキルを順番に打ちこむだけだからだ。(Wが変更されてからますますファイターっぽくなった)

コンボそのものよりもスキルの細かい性質を把握しておくのが重要。

例えば

  • WにはAAリセットが付いている
  • WのダメージはQに乗る
  • QとEは壁抜けできる
  • Eはタワーの攻撃も消せる(のでQAAWコンボからのE離脱でタワー下の敵も攻撃可能)
  • Rは地点指定なので敵の少し奥を指定すること(指定地点までしか届かない)
  • E → Fコンボをする時は地面に着地する寸前にフラッシュする(相手が反応できなくなる)

こういう細かい部分が大事な点はアサシンっぽい。

サモナースペル

フラッシュイグナイト

レベル1と2が弱すぎるのでテレポートを持ちたいところですが、イグナイトは外せません。

キルを取れる時に逃すとまず勝てないチャンピオンだからです。

※アサシンは試合開始時点から絶体絶命敗北寸前みたいなテンションでプレイする必要がある

ルーン

フィズのルーン

フィズのルーンは電撃。序盤単体へのバーストダメージが最も高いルーンだからです。

2段目:サドンインパクト

3段目:目玉コレクター

4段目:好きなもの

サブルーン:凱旋、最後の慈悲

とにかく序盤、チャンス時にオールインしてキルが取れるルーンにすること。最初の1キル取れないと何も始まらないまま終わってしまう。

ルーンのかけら(シャード)

  • アダプティブフォース
  • アダプティプフォース
  • 魔法防御

メイジに対して出すので、下段は魔法防御になる。

スキルオーダー

  • レベル1でE
  • レベル2でW
  • レベル3でQ
  • レベル4以降はR>E>W>Qの優先順位で上げる

ここもテンプレートが決まっている。

レベル1は最初の前衛ミニオン3体を取るためにE。次はタワー下のCSを取れるようにするためにW。レベル3からはオールインチャンスを逃せないためQを取ってスキルを揃える。

ビルド

スタートアイテム

コラプトポーション

コラプトポーションは普通、殴り合うために持つのだけど、フィズの場合レベル1と2が弱すぎてHPもマナも足りなくなるので持つ。

レベル3までにボコられすぎて体力やマナが足りなくなってしまうと、オールインでも勝てなくなって試合が終わってしまう。

コアアイテム

ルーデンテンペスト or ヘクステックロケットベルト

1コア出す前にダークシールを買っておくこと。

APアサシンなので魔法防御貫通ミシック。基本はマナも増えるルーデンですが、拒否スキルの強い相手にはヘクステックロケットベルトでさらに機動力を上げるのもアリ。

ブーツ

ソーサラーシューズ

ソーサラーシューズ1択でいい。

スノーボールできていればアイオニアブーツも選択肢ですが、ダメージが大きく減る。

選択肢

ゾーニャの砂時計メジャイ ソウルスティーラーリッチベインラバドンデスキャップヴォイドスタッフ

フィズのビルドは1コア+ブーツの時点で完成している(一番最初に1コア出す)ので、2手目にユーティリティとしてゾーニャが欲しい。

Eのスキルレベルが上がってくればワンコンボ入れたあとにゾーニャ→Eのクールが上がって離脱まで計算にいれて飛び込めるようになる。

あとはひたすら火力を上げていくこと。きちんとスノーボールできれば柔らかい相手はQAAWだけで倒せるようになります。

最終ビルド

ルーデンテンペストソーサラーシューズゾーニャの砂時計メジャイ ソウルスティーラーラバドンデスキャップヴォイドスタッフ

最終ビルドの一例です。

カウンターピック

有利マッチアップ

オレリオン・ソルシンドラゼラス

オレリオン・ソル、シンドラ、ゼラス、ラックスなど、懐に入られると弱いチャンピオンがずらっと並びます。しかもEで相手のスキルを1つ無効化できる。

不利マッチアップ

パンテオンカサディンアクシャン

無敵スキルを持つパンテオンはフィズのバーストダメージを無効化しやすい。当然お互いに無効化してAAで殴り合っても、ADチャンピオンの方がAAは強い。そもそもレベル1と2でいじめられすぎる。

アクシャンも同様にレベル2までが強すぎる。

カサディンやガリオなど対APアサシンに勝てないのは当然。

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