チョ=ガス:未知なる恐怖(Cho’Gath: the Terror of the Void)のチャンピオン紹介です。3種の強力なAoECCと高いAPレシオによるバーストダメージ、そして何よりヘルスとサイズが無限にスケールするロマンを秘めたタンク/メイジです。
主にトップレーンでスケールの高いタンクとして運用されますが、対面次第ではミッドでメイジとしての運用も可能。この記事では主に使用率も適正も高いトップのチョ=ガスについて記述します。
目次
どんな時にピックするチャンピオンか
- 対面に有利な時
- 対面のガンク合わせ性能が高くない時
- 敵ジャングラーのガンク性能が低い時
チョ=ガスはスケーリングが高く、無難にファームできさえすれば中盤以降集団戦での活躍が約束されています。(敵の割合ダメージやトゥルーダメージが育っていない限り)
一方で豊富なAoEはレーンを意図せずプッシュしてしまうデメリットでもあり、逃げスキルは地点指定かつ発生の遅いくらいしかないため、ガンクを受けやすくかつ捌きにくいデザインとなっています。
敵ジャングラーの視点では『育てたくないうえに非常にしゃぶりやすいチャンピオン』となるため、対面や敵ジャングラーのピックを確認し、レーンがコントロールしやすいかどうか、ガンクをさばけるかどうかを考えて後出しピックしましょう。
レーン戦での立ち回り
- レベル3ガンクを受けないようにする
- 無難にレーニングしながらRのスタックを溜める(ミニオンだけで6スタックまで溜められる)
- 味方がガンクに来たらWQやWEQで合わせてRで倒す
- 2~3個目のドラゴンからは集団戦に参加し続ける
ジャングラーは低レートほど脳死ボットスタート固定なので3~4ウェーブ目にトップかミッドにガンクが来ます。
これを避けるには2ウェーブ目でミニオンを完全に押し込みきって3ウェーブ目からプルウェーブになるようにするか、最初からウェーブを引いて自陣タワー手前で固めます。
トップ適性があるとされるチャンピオンはここでレーンを固めるためのサステインが充実しており、チョ=ガスの場合高いHPregとパッシブによるHP/マナの回復が備わっています。
Rスタックはミニオンだけで6スタックまで溜めることができますが、それ以降はチャンピオンかエピックモンスターでしか溜まりません。
チョ=ガス自体集団戦で活躍するチャンピオンなので、中盤以降は積極的にオブジェクトファイトに向かいましょう。
集団戦での立ち回り
- 前衛として味方とともにフロントラインを築き位置取りを調整し続ける
- 敵が突っ込んできたらWで無力化してみんなで倒す
- 敵が当たってこないならジリジリラインを押し上げてオブジェクトに圧力をかける
チョ=ガスはタンクかつメイジにもかかわらず、エンゲージ・ディスエンゲージ共に苦手です。スキルがいずれも動作が長く発生が遅いためです。
味方がエンゲージスキルを決めてくれれば一緒になだれ込めばいいのですが、そうでない場合はラインを押し上げて敵をオブジェクト周りから引き離すことで、相手が当たって来ざるを得ない状況を作り出しましょう。
コンボ
- ミニオンにE→Q
- ミニオンにE→Q→W
- W→Q
- W→E→Q
チョ=ガスのQWEはどこからでもコンボに繋げられますが、Qは非常に予備動作が長く発生も遅いため、なるべくWのサイレンスやEのスロウを当ててからチェインして撃ちます。
特にブリンク持ちの相手には簡単にかわされてしまうため、Wのサイレンスを付与してから狙いましょう。
スキルを打ち切った後は下がるか、有利な状況であればAAし続けます。
サモナースペル
序盤マナが非常にキツイチャンピオンのため、テレポートを持ってレーンを維持します。
中盤以降の集団戦に参加しやすくなるのも嬉しいですね。
ルーン
キーストーンはショートトレードに強く、発動する度に最大体力が増加する不死者の握撃。
2段目:トップレーンのタンクは基本的に打ちこわしを持ちます。これが強いというより、これがないとタワーを全然削れないので対面がロームするリスクがほとんどなくなってしまうためです。
3段目:ショートトレードやハラス対策の息継ぎ、序盤のバーストダメージ対策のボーンアーマー、レーンで戦闘が起きないマッチアップなら心身調整を持ちます。
4段目:パッシブの回復量を上げる生気付与。レーニングに余裕があるなら超成長や気迫も選択肢です。
サブルーン:序盤のマナ保ち対策のマナフローバンドとスキルヘイストを得られる至高の魔導ルーンセットです。
ルーンのかけら(シャード)
- 攻撃速度
- 好きな防御ルーン
- 好きな防御ルーン
スキルオーダー
- レベル1でE
- レベル2でQかW
- レベル3で取っていないスキル
- レベル4以降はR>E>W>Qの優先順位で上げる
ビルド
スタートアイテム
基本的にはドランシールド。余裕がある相手にはドランリングを持ちます。
コアアイテム
Eがスロウ付きのAAなので効果が被るフロストファイアガントレットよりはサンファイアイージスを持ちたい。
2手目はマナ有りタンクチャンピオンで強力な冬の訪れ。
相手によっては重症効果のあるブランブルベストを先に積むこともあります。
ブーツ
or
対面がAA主体ならプレートスチールキャップ、敵のCCが濃いならマーキュリーブーツ。
選択肢
重症アイテムブランブルベストから派生するソーンメイル、相手のAPダメージが濃い時の自然の力、AA主体の相手に強くフィンブルウィンターと相性の良いフローズンハート、自分もダメージを出す必要があるなら悪魔の抱擁などが選択肢です。
最終ビルド
最終ビルドの一例です。
カウンターピック
有利マッチアップ
スキルによるショートトレードやハラスで対面を削ることでレーンの有利を作るレネクトンやジェイス、マルファイトに対して、強力なサステインを持つチョ=ガスは有利です。
不利マッチアップ
レーンでも強く集団戦でもチョ=ガスを冥界に連れ去ることで試合終了までタイマンを強制するモルデカイザー、強力無比なガンク合わせ性能を持ち中盤以降はトゥルーダメージで悠々チョ=ガスを倒せてしまうカミール、パッシブとRが割合トゥルーダメージのフィオラなどを苦手とします。