MIDのレーン戦におけるチャンピオンの相性について解説します。ソロレーンではありますがTOPほど孤立せず、スキル主体で戦うチャンピオンが多いため多少の相性差はプレイヤースキルによって埋められます。また味方が介入しやすいため逆転の目も存在します。
MIDレーンの相性による影響
MIDレーンはマップの中央に位置するためジャングラーが介入しやすく、ソロレーンでありながら2対2に近い構図となります。さらにサポートやTOPレーナーが介入することもあり、1対1の相性が致命打になるとは限りませんが、有利不利は確実に存在します。
ジャングラーや他レーナーが介入しやすいため仮に1対1で不利を背負ったとしても逆転できる可能性がありますが、逆に言えば一度有利になったとしても安泰とはいきません。相手のジャングラーや他レーナーも介入しやすいためです。
また、1対1で勝てなくても他レーンにロームしてキルを回収すれば対面に勝てるようになることもあり、逆に相手がロームすることで自分は倒されなくてもその後のレーン戦が不利になることもあります。
このようにMIDレーナーはレーン戦での1対1以外に活躍の場が多いため、単純な1対1性能だけでなく、他レーンへの影響力やチームファイトの強さも考慮する必要があります。
MIDレーンのチャンピオン相性
MIDレーン戦での1対1の相性は概ね上記の図のようになっています。実際は各チャンピオンごとに個別の相性があるためこの限りではなく、レーン戦で有利だからといって試合自体の勝率も有利とは限りません。
またここに含まれないローム系やファーム系レイトキャリーも存在します。
ポーク系
ゼラス、ラックス、ジグスなど主要スキルの射程が特に長く、相手のレンジ外から攻撃することを得意とするタイプです。
射程が短く接近スキルのないカーペット系に強い反面、懐に飛び込まれると弱く、逃走スキルや迎撃スキルも乏しいため機動力と瞬間火力に優れるアサシン系を苦手とします。
カーペット系
カーサス、アニビア、オリアナなど、懐に飛び込んでくる相手に対しカーペットを広げるようにAOEスキルを展開し迎撃することを得意とするタイプです。
接近しなければ火力を出せないアサシン系に強く、ウェーブクリアを得意とするチャンピオンが多いためアサシンロームしづらいレーン状況を作り続けることにも長けています。
一方で射程がそこまで長くないため遠距離からの攻撃を得意とするポーク系を苦手とします。
アサシン系
ダイアナ、カタリナ、フィズなど、機動力と瞬間火力に優れるチャンピオンがこのタイプです。
近距離戦を苦手とし防衛能力と機動力に乏しいポーク系に対し特に強く、迎撃を得意とするカーペット系を苦手とします。
メレーが多く捕まると脆いため、タンクが登場する集団戦を苦手としがちです。そのためたとえ対面がポーク系だったとしてもレーン戦で十分に育ち、なるべく大規模戦を避ける立ち回りを心がけなければ、中盤以降失速しやすい難しいタイプです。