ジャングルの周り方(ジャングリング)

ジャングルの周り方(ジャングリング)

ジャングルにはガンク、カウンターガンク、カウンタージャングルなど様々な仕事がありますが、まずは経験値とゴールドを獲得するためにファームをしなければ始まりません。ジャングル内の中立モンスターをどういうルートで狩っていくのかを覚えましょう。

目次

ジャングリングのスタートとリーシュ

どの中立モンスターからスタートするかはシーズンのメタによって変わることもありますが、ジャングル初心者が最初に覚えるべき無難なスタートはBOT側サイドの大型バフモンスターです。

多くのチャンピオンはレベル1で1人で中立モンスターを倒すのは消耗が大きすぎます。またこの時間はまだミニオンがレーンの中央まで辿り着かないため、ヒマなレーナーがジャングルと一緒にモンスターを攻撃してジャングルのスタートを手伝います。これをリーシュといいます。

最初にバフを狩る理由としてはバフの獲得によってその後のジャングリングが楽になるためで、余力を残してジャングルを回れれば敵ジャングルと遭遇しても必要以上の不利を背負わず、また最初にアクションを起こしたいレベル3前後まで体力やマナが十分な状態を保てるからです。

また、バフを最初に狩っておけば敵のカウンタージャングルによってバフをスティールされることを未然に防げます。

BOT側スタートがメジャーなのはSUPとADCの2人がいるため十分なリーシュを受けやすいためです。

TOP側スタートの場合、TOPレーナーがミニオンをロストしない範囲で殴れるのはせいぜい3~4発程度です。

中立モンスターの狩り順

基本的に近くのモンスターから順に、一定方向に流れるように狩っていきます。こうすることで無駄な移動を最低限に抑えつつ、TOPサイドまたはBOTサイドに向かいながらファームができるためです。

ただし毎回全ての中立モンスターを倒しながらの周回は取れるアクションが少なすぎるため一般的ではありません。ジャングルにはファーム以外にガンクやカウンタージャングル、カウンターガンク、視界管理など様々な仕事があるためです。

中立モンスターはそれぞれ倒してから一定時間ごとに湧くため、基本的には1週目の流れで回ったジャングルルート(BOT側からTOP側に流れるか、その逆か)を2周目以降も繰り返すことになります。

ジャングルルートの変更

効率面から基本的には同じジャングルルートを周り続けますが、ガンクで体力が減ってリコールしたり、敵ジャングルと遭遇したり、カウンタージャングルをされた場合など、ジャングルルートの変更を余儀なくされる場合もあります。

また、ドラゴンやバロンが湧く時間帯にはジャングルは原則近くにいなければなりません。

お互いにドラゴンやバロンを狙うため集団戦が起きやすいためで、人数不利にならないために加え、チームで唯一スマイトを持っているジャングルが近くにいないとスティールさえ狙えないため相手にプレッシャーがありません。

このようにジャングルはチーム5人のなかでもかなり臨機応変な対応が求められるため、数十秒後や数分後にいかなければならない場所を予想してジャングルルートを適宜変更する必要があります。

青バフ、赤バフの受け渡し

2週目以降の青バフはMIDのもの、レーン戦終了後の赤バフはADCのものというのがセオリーです。レーン状況を見て渡せるタイミングでピンを出し、バフを倒すのを手伝ってあげましょう。

ただしソロQではその気になればスマイトで強引に取ってしまえるジャングルが実質的に決定権を握っています。

非常にもめやすいポイントで、例えば『負けているMIDレーナーには青バフを渡さない』『俺がキャリーするから全てのバフは俺のもの』という人もいます。

しかし相手のMIDレーナーだけが青バフ(マナ回復とクールダウン)を持っているならMIDは押され続けますし、相手のADCだけが赤バフを持っているなら集団戦での戦闘力や生存能力に大きく差ができます。そうなると結局ジャングルも困るでしょう。

これらのデメリットを考慮しても自分が持ったほうがプラスなら取るのも良いでしょう。

実際、レーンで負けて腐ったルシアンやジンよりも育ちまくっているキンドレッドが赤バフを持ったほうが強い場合もあります。重要なのは『チームとして勝算が高いのはどちらか』ということです。

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