LOLにおけるチーム構成の一つ、カウンターエンゲージ構成について解説します。その名の通りエンゲージ構成に対するカウンターで、敵から集団戦を仕掛けられた際にAOE(範囲)スキルによって有利に応戦することを得意とする構成です。
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カウンターエンゲージ構成とは
相手に集団戦を仕掛けられた際にAOECC(範囲行動妨害スキル)による足止めとAOEスキルによるダメージで有利に応戦する構成です。ドラゴンファイト、バロンファイトなど戦闘地点が限定される場合に特に強く、集団戦に勝利することでオブジェクトの獲得を狙います。
足を止めての集団戦に特化しており自らエンゲージする能力も遠距離攻撃スキルも乏しいため、遠距離から一方的な攻撃を仕掛けるポーク構成が弱点です。
一方でベイト(待ち伏せ)が非常に強く、ドラゴンやバロン前の視界を制圧し相手に集団戦を強制することで真価を発揮します。
カウンターエンゲージ構成に適しているチャンピオン
TOPレーン
ハイマーディンガーやイラオイなど特定範囲内での戦いで特に力を発揮するチャンピオンや、ケネン、ランブルなどAOECCを持つチャンピオンが適しています。
ジャングル
アムム、フィドルスティックス、セジュアニなど強力なAOECCを持つチャンピオンが適しています。
カウンターエンゲージ構成とはいえジャングラーはレーン戦でのガンクの役目もあるため多少なりエンゲージ能力を有します。
MIDレーン
アニビア、ガリオ、オリアナなど強力なAOECCと範囲火力を持つチャンピオンが適しています。
ウェーブクリアを得意とするチャンピオンが多く、MIDレーナーとしては防御面に優れたチャンピオンが多めです。
サポート
モルガナ、アリスター、タリックなどAOECCとピール能力の両方を有するチャンピオンが適しています。
突っ込んできた敵をAOECCで足止めすると同時にADCを守ります。
ADC
味方のCCに合わせて強力なAOEダメージを叩き出せるミス・フォーチュンが向いているほか、自動的にピール能力の高い構成になりやすいため、自衛能力は低いものの範囲高火力の出るジンクスやコグ=マウなども適しています。