サポートの他レーンへの有利の広げ方

サポートの他レーンへの有利の広げ方

サポートはレーン戦段階ではADCに安全にファームさせるのが最優先事項なので他レーンへの介入が難しめです。とはいえBOTレーンで勝った時はタワーが折れているため、そこまでいけばADCと一緒に他のタワーを折ったり、ジャングラーと一緒にワードを置くなどできることは多いです。

目次

深めにワードを刺す

まだタワーは折っていないもののレーンで有利を作れていて、時間的余裕がある場合はいつもより深めの位置(敵ジャングラーをより早く発見できる位置)にワードを置きましょう。場合によっては敵ジャングル内に置けるタイミングもあります。

深めのワードを刺すことでBOTへのガンクを早めに察知できるだけでなく、敵ジャングラーの位置が分かれば味方のジャングラーは動きやすくなりますし、味方のMIDレーナーもその反対側に寄って有利にレーニングできます。

間接的ではありますが最も堅実な有利の広げ方です。

MIDレーンに合流してシージする

BOTタワーを折ったらADCと共にMIDレーンに合流してMIDタワーに圧力をかけましょう。その際MID周辺の視界を取り、守りに来る相手を早めに発見できるようにしておきましょう。

相手のBOTレーナーやジャングラーが守りに来て3対3や4対4になったとしても、他のレーンが互角ならBOTレーンで勝利を収めたこちらが有利です。

相手がBOTレーンを押し返してきたらADCはファームのためにBOTレーンに戻る必要があるため同行しましょう。特に相手にアサシンがいる場合ADCを1人にするのは危険です。

このローテーションを繰り返していけば相手のMIDタワーは徐々に削れていきます。

TOPとレーンをスワップする

BOTタワーを折った後、TOPとレーンをスワップ(交換)しSUPとADCがTOPへ向かうという動き方もあります。

スワップはタイミングを間違えるとTOPかBOTどちらかのタワーをフリーで渡してしまうこともあるため、TOPとBOT両タワーのヘルスとウェーブ状況をよく見て提案しましょう。よくわからないならMIDに合流してシージした方が無難です。

ドラゴンサイドをTOPレーナー1人にしてしまうことが心配かもしれませんが、そのままBOTサイドに残っても取れるオブジェクトはドラゴンのみ、TOPサイドで取れるオブジェクトはタワーとヘラルドの2つです。

また、こちらはすでにタワー1本分の有利を得ています。仮にTOPタワーを取る代わりにBOTタワーを取られたとしても1:0だった有利が2:1になり、そのまま1:1のオブジェクト交換を繰り返していくだけで試合はこちら有利のまま終局に近づいていきます。

そもそもこちらがBOTレーンで勝利を収めているならこちらの方がオブジェクト獲得が早いはずです。他レーンが5分の戦いをしているなら相手は1:1のオブジェクト交換をするのも難しいでしょう。

MIDレーンへロームする

相手が消極的にタワー下でファームしているならMIDへロームするという手もあります。特にブリッツやレオナ、アリスターなどはガンクが得意なため、タイミングさえしっかり選べるなら積極的に狙っていきたいところです。

味方のジャングラーとタイミングを合わせて3人でガンクすれば敵MIDはひとたまりもありません。

ただしサポートのロームはADCを1人にしてしまうためタイミングが非常にシビアです。敵ジャングラーがアサシンの場合1人のADCはただのエサですし、相手のサポートがタンクの場合1対2になるとタワーダイブされてしまいます。

非常にリスキーでタイミングが難しく、考慮すべき要素が多数あるため、サポートやジャングルメインでこのあたりの判断に自信がある方以外はそれほど意識しなくても良いでしょう。

TOPレーンへロームする

TOPレーン(TOPレーナーのいる側)へロームする方法です。

ADCから離れる時間が長く、帰ってくるのに時間がかかるためMIDへのローム以上にリスキーです。加えてTOPレーンは1対多数を得意とするチャンピオンもいるため、レベルの低いサポートが行くとかえって邪魔になることさえあります。

相手のTOPレーナーをキルして一見その場ではプラスに見えても、ADCが1人であることを察知されBOTタワーを折られ…と時間差でマイナストレードになっていることもあるため、全てを総合的に判断する必要があります。

完全にファインプレーの領域なのでMIDへのローム以上に意識しなくても良いでしょう。

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